箱根 関所(2) [紀行]
箱根関所と関所資料館の人達のご高配で見学することができました。
小学校の林間学校以来の訪問なのですが、こんなに立派になるなんて知りませんでした。
一昨年、発見された資料をもとに再現された箱根の関所です。
シルエット展示という方法らしいです。
子供のころに見た関所の人形は色づけされた着物を着ておりましたが、実際の着衣等が判明していないので、訪れた人が各々想像しやすいようにとこの手法を取っているそうです。
西日を浴びて、ちょっと眩しいですね。
現代の時間では間もなく公開時間終了となりますが、江戸時代当時は暮れ六つまでの営業(?)
それ以降は通ることができないので、また明日!
炊き出しですか?
お向かいの棟を見てみましょう。そちらの方が関所機能としてはメインだそうです。
あ、そう言いつつ・・・
厩
お風呂を沸かしてくれます。
入ります(笑)
ご存じのとおり、私が最後の見学者。
見ていった後ろから係員がついて来て・・・・
戸板を閉めていく。
急ぎ足にすると・・・・「ゆっくりで良いですよ」
と言ってくれるけど、係員の人数が増えてどんどん閉館を進めていく(笑)
箱根の関所と言えば、この風景が一番有名ですね。
色が無いので皆さん、妄想してくださいね。
人見女。
面番所
・・・・何もありませんように・・・ドキドキ
さっき、関所資料館方向から入って来た門です。方向としては江戸方面。
随分と閉館準備が進んだ関所。
最初に関所を見て、そのあと関所資料館へ行っていた人達もまた帰ってきました。
資料を見てから実物を見るのもいいですが、関所を見てから資料館へ行き、再建の様子が放映されているのでそれを見るのも楽しそうです。
ご年配の方(係員らしき)が座って色々教えてくれます。
その表情や話し方がとても誇らしげなんです。
箱根の人達の関所再建にかけた情熱がこうして形になっているのが本当に嬉しそうでした。
質問をドンドンした方がいいですよ。
ぶつけた質問は全てお答えいただきました。
こちらが京口
写真の奥が江戸口
さあ、関所を出ました。
17:00の駐車場閉鎖まであと僅か。
出発、帰ろうか。
こちらからはなかなか行く機会はないので、
面白い写真です。
江戸時代はドキドキしながら通ったんでしょうね。
空港でひっかかって文句を言う人もいますが、
当時ならすぐにお縄でしょうか・・・。
by saki (2009-05-26 16:49)
sakiさん、こんばんは
本当はもっとゆっくり撮影したかったのですが、何しろクローズ間際でしたので残念です。
空港ではサーモグラフィや金属探知器、靴底まで調べられますが、厳しい箱根の関所は袖の下が横行したようです。
まあ、袖の下を使って通行する輩に「大物」はいなかったでしょうが。
by maeboo. (2009-05-26 22:26)