日光へ Part16(眠り猫) [紀行]
陽明門をくぐるとそこにあるのが拝殿
国宝の唐門があるんですが、只今日光東照宮は平成の大修理真っ最中。
昭和の大修理事業はなんと昭和25年から61年まで
そして平成の大修理は平成19年から平成36年まで行われます。
ということは、これだけの「宝」があるわけで常に何かしら補修、メンテナンスをしないと維持できないということでしょう。
ということで修理中の唐門から目を逸らして右を見ます。
右手前の建物が神楽殿。奥が祈祷殿です。
人にはぼかしをかけていますが、人の流れがその神楽殿と祈祷殿の間に向かっております。
そこから先は二社一寺共通拝観券では入れない場所。
奥宮の拝観券を改めて購入して入ります・・・・。
が、列が進まない。
そう、奥宮へと入る最初の門にみんなのカメラのレンズが向けられているんです。
左甚五郎作、眠り猫
はじめて見たのは小学生の修学旅行。
初めて観た感想は・・・・
小さいな(笑)
あなたはこの猫ちゃん、眠っているように見えますか?それとも、いつでも飛びかかるように構えているように見えますか?
どうにか前へ進み、すぐに振り返ります。
猫の反対側には
雀です。
やっぱり、猫は眠っているのかな?
それとも・・・・・
坂下門を抜けると、そこから先は約200段の石段が待ち構えています。
元気だった連中も、途中でブツブツ言いだします。
確かに石段はきついかもしれませんが、自分のペースで登れないのが余計厳しかったですね。
人が多かったので、なかなか追い抜いたり、追い抜かせたり出来ないんです。
そんな階段の途中にはあの有名なお言葉が・・・
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し急ぐべからず」
さあ、見えてきました。
奥宮拝殿があり、そこから回り込むと
鋳抜門
一つの鋳型から作られた門です。
その先にあるのが
宝塔です。
今まで一度も開けられたことがありません。
この宝塔のそばにあるのが
叶杉
樹齢600年の杉の裂け目が祠となっており、そこに願い事を唱えると叶うと伝えられています。
ものすごい長蛇の列でした。
さあ、今来た道を下って、東照宮の本殿へと行きましょう。
猫は眠っているようには見えないですね。
さすがにこの体勢では眠らないかも・・・。
日光に行ったことのない私にとっては、
細部にわたって解説があって、
とても楽しいシリーズです。
見所満載ですね。
地図で確認したら、滝とは結構離れていますね。
少しだけ行った気分にもなれました!
by saki (2009-10-05 17:17)
sakiさん、こんばんは
眠り猫、角度を変えるとちょっと表情が違う気もします。
湯滝・龍頭の瀧・華厳の滝などはいろは坂を登った先にありますので、東照宮など、日光駅からはちょっと距離があります。
シルバーウィークで混雑していましたが、本当の日光の観光ピークは紅葉シーズンなのでこれからですね。
by maeboo. (2009-10-05 21:26)