御苑・外苑2010(8) [紀行]
皇居東御苑を散策しました。
北桔橋門で受け取った、入園票を用意し、返却・退園の準備をします。
大手門から外に出ようと思いますが、今から入ろうとしている人達が並んでいます。
この写真の右側に窓口があり、入園する人はそこで入園票を受け取り、退園する人は隣の窓口に票を渡します。
正直、そこで入る人。出る人が交差します。
セキュリティ面から言えば、完璧じゃありませんが、実際には皇居は警備されているので、いいのでしょう。
大手門をくぐります。
大手門の渡櫓。
清水門でもちょっと触れましたが、外側の高麗門から突入されてもL字型の狭い場所にもう一つ櫓つきの門を用意したことで、身動きとれない敵に攻撃が出来るような構造になっているんです。
以前、渡櫓にあった鯱。
渡櫓は戦災で焼けてしまいました。
この鯱は、明暦の大火(振袖火事)で渡櫓が焼けてしまった時に再建された櫓にあった鯱です。
鯱をよーく見ると明暦という文字が見えますね。
これが、もう一度振り返ります。
戦災で焼けた大手門渡櫓を再建したものです。
さて、高麗門(一の門)は、戦争では焼けませんでした。
と、いうことは明暦の大火で焼けたあと、再建されたもの。
ちなみに、明暦の大火では天守閣も焼いてしまいました。
というより、江戸の半分を焼いた火事ですから、恐ろしいものですね。
大手濠
さあ、二重橋まで行けるかな?
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