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知っているつもり 忘れるわけがない [ライフ]

今週は三冊の本を読みました。

最近の本の購入の仕方・・・平置きから、インスピレーションで。

まず読んだのが、「行きずりの街」(志水辰夫さん)

最近の作品ではないけれど、平置きされているのは、映画化されるんですね。

仲村トオルさんと小西真奈美さんが帯に居る。

あ!そういや、女性誌の誤報を即否定していた会見はこれだ!

 

2冊目は、「ゆび」(柴田よしきさん)

結末が・・・。

 

で、3冊目。

歳をとってから涙腺が弱くなったことは自覚しています。

色んな本を読んで、ちょっとうるっとしても、本から目を離せば治まるんだけど、今回は厳しかった。

本当に、涙が垂れてきそうで参った。

感動とか、かわいそうとか、悲しいとそういったことではない。

うーん、感謝と恥ずかしさか。

 

昨日、今日とで読んだ本が

「海の翼 トルコ軍艦エルトゥールル号救難秘録」(秋月達郎さん)

 

1890年のトルコの軍艦の海難事故も知っているし

1905年のロシアとの日本海海戦も知っている。

1985年のイライラ戦争はリアルタイムに生きていた。

そして、トルコ航空の2機が邦人を救ってくれたことも知っている。

 

とくに最近でも色んな番組で取り上げられているから、知る機会も多いでしょう。

 

 

小説仕上げながら、今回初めて知ったことが沢山あった。

知っている、大まかに知っている。いや、知らない。

 

それに対して、1世紀前のエルトゥールル号が和歌山で遭難した際の日本人による救助活動を知っているのではなく、忘れていない。実際、イラン脱出の際に救いの手を差し伸べてくれた人はあの海難事故当時生まれてもいなかったのにね。

トルコの地震の際に、その時関わった人を中心に援助をしているけど・・・。

外交も簡単にはいかないかもしれないけど、助けたり助けられたり。それがなかなか通じないところも多いけどね。

 

 

 

さて、ここ数日ちょっとネガティヴっぽいこと書いていたけど、ちょっとだけこぼれた涙が洗浄しれくれたようです。

 

 


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コメント 2

けんけん

ほんと、そうですね。
「エルトゥールル号」の遭難事故は・・・ちょうど一年ほど前にNHKのヒストリアで取り上げられていたのを思い出しました。(ビデオに残しておりました。)
台風12号の豪雨被害の爪痕が残っている和歌山では、さっそく、トルコ大使館へのお見舞金の供出とともに、募金活動も始まったとのこと・・・
少しでも被害が少ないことを祈りたいですね。
by けんけん (2011-10-24 23:57) 

maeboo.

けんけんさん、こんばんは
時間が経つにつれ、人的被害の大きさが伝わってきており、心が痛みます。
民間レベルで始まった助け合いは国家レベルになったものの、やはり個々の気持ちの積み重ねだと思っています。

今回は海外からの直接的な支援は受けないとしています。
国内の問題と、近隣国家との問題も影響しているのでしょうね。

地理的には離れているかもしれないけど、友国として出来ることはすべきでしょう。
世界中の国家、著名人からとても有難い大金の義捐金を頂きました。
ただ金額ではなく、毎日暮らすことがやっとという状況の中、何とか捻出して日本に送って頂いたことの方が本当にありがたいと思いました。
和歌山県が既に実行されていますが、日本も復興途中ですが、それでも何かできることをしていくべきでしょうね。
串本町もやっぱり動き出しています。
by maeboo. (2011-10-25 21:58) 

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