2010年師走 いざ、鎌倉へ(4) [紀行]
鎌倉 鶴岡八幡宮さんを出て、歩きで緩やかな道を北鎌倉方面へ登っていきます。
道幅が狭く・・・、これが周りから攻められにくいってことですね・・・、その割には車の通行量が多い。
歩道部分も狭いのですが、鶴岡八幡宮から次の目的地まではその狭い歩道部分に人がいっぱい。
特に多かったのが修学旅行生。この道沿いに大型バスも停めておける駐車場があり、出発時間間際で先生に追い込みをかけられている生徒さんが沢山走って来る(笑)
交通事故に気をつけましょう。
そうして到着したのが建長寺さん。
日本史で勉強したなぁ、鎌倉五山第一位。
写真は建長寺さんの総門。
建長寺さんは過去に何度も地震で建物が被害にあっており、この総門は京都から移築されたものだそうです。
大きな門が見えてきました。
三門。
山門ではなく、三門です。
とにかく、大きい。
門という感覚では無く、下を通り抜けるような感覚。
茅葺の鐘楼が三門の横にあります。
この梵鐘、鎌倉三名鐘のひとつであり、国宝。
国宝だと知らずに近づいたのですが、見た瞬間に「綺麗な姿」だなと思いました。
あくまでも国宝は鐘楼ではなく梵鐘の方ですが・・・
1255年に鋳造されたもの。
他の建築物が再建されたり、移行されたりしたものが多いのですが、この梵鐘は鎌倉幕府5代執権北条時頼がこの建長寺を創建した当初よりあったもの。
三門からまっすぐ先にあるのが、仏殿。
江戸時代に移築されたもの。
その仏殿の前に気になるものが
灯籠。
いや、確かに最近灯籠の写真をよく撮っているけど灯籠では無く、その後ろに写る大きな木。
一本では無く
三門から仏殿の間に7本あるビャクシン。
元々はもっと植えられていたようですが、地震と火事で減ってしまいました。
また、木を枯らす細菌にも攻撃を受けており、人の手によって守られております。
鎌倉時代、この建長寺開山当時からのビャクシンは開山禅師、蘭渓道隆による手植えだそうです。
仏殿のすぐ背後に見えるのが法堂(はっとう)。
説明文では、修行僧が全員ここに集まり説法を聞いたそうです。388人の僧が居た記録もあるそうです。
今では修行道場は西来庵に移動しています(非公開)
紅葉も
仏殿の横から、ビャクシンを眺め、左の方に国宝の梵鐘が見えます。
その梵鐘のある左側
こちらが西来庵。
非公開です。
さて、次へ行きましょう。
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