明里、そういうこと良く知っているよね(3) [秒速5センチメートルロケ地]
桜の花びらが散る中、駆け抜けていく明里。
追いかける貴樹。
小学生のふたりにとって、恋愛感情と気が付く事がなく、有るべき場所にふたりはいた。
桜の花びらを散るスピードを秒速5センチと例えた二人は、それと同じスピードで大人へとなっていく。
ただ、ほんの少しスピードが違ったことに気が付かないまま。
踏切の向こうに行った、明里。
踏切に阻まれた貴樹。
でも、踏切の向こうの明里は立ち止まって待っていてくれた。
そんな秒速5センチメートルの舞台に、今年もやってきた。
少し風が吹けば、桜の花びらが散る。
映画の内容を思い出しながら歩く。
秒速の聖地巡りをしている人は相変わらず多い。
今日は聖地巡りのつもりではないから、桜の花を追い求めることにする。
とは言っても、やはり目が行ってしまう。
明里が家からではなく、外から貴樹に電話し、栃木へ転校する事を告げた公衆電話。
落ち着ける場所にいた二人は、明里の転校で大きく変化することとなる。
中学進学と同時に岩舟へ転校して行った明里。
その後、種子島へ転校が決まった貴樹は、転校する前にもう一度明里に逢う為に栃木へと向かう。
あの映像で描かれたタイプの小田急線はなかなか観ることが無かった。
もしかしたら、もう走っていないのかな。
秒速の舞台を離れ・・・明治神宮へ行く。
参宮橋から明治神宮へ行くとポニーセンターのそばの桜がお出迎えしてくれる。
明治神宮を抜けて、東京メトロの明治神宮前駅へ向かう事にする。
だんだん、緑が濃くなってきましたね。
ドコモタワーもよく見えます。
緑の中に桜も。
桜・・・
あ、そうだ。どうせなら代々木公園内に寄ろう。
秒速5センチメートルの中、岩舟にある大きな桜のモチーフになった桜を観に行くか。
ああ、しまった。
それなら、さっきの踏切から代々木公園の方に行った方が早かった。
まあ、いいか。
なかなか晴れない気持ちを和らげるため緑の中を散歩。
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