匠と美の散歩(1) [紀行]
JR目黒駅に到着。
目黒通り沿いに白金台方面へ歩きます。
普段、このあたりを歩く事は少ないのですが、普段見慣れている首都高速2号線の高架が見えて来て、一安心。
もう間もなくというはず・・・というより、もう見えてきた。
目的地は東京都庭園美術館
私自身、訪問は初めて。
前から、来たいと思っていたんですが、ある「時期」を期待して待っているうちに忘れて、そのタイミングを逃してしまっていた。そのことについては後ほど。
庭園美術館というと、どんな美術館なんだろう?と最初思いました。
私以外でも知らない人は、ピンと来ないかもしれませんね。
この日は「森と芸術」という森を体現する絵画や本、ガラス細工が展示されています。
チケット売り場で、前に並んでいた学生さんが、本来考えていた料金と違っていて、すごいダメージ(笑)を受けていました。
どうやら学生料金と学生団体料金を間違えていたようです。
芸術関連の学生なのかな?
さて、私の番。
私は・・・・・・・美術館の入場券は購入せず、庭園のみの見学。200円也。
え?美術館に来て、美術館に行かないの?
と言われそうですが・・・
入場券を手に中へ入っていきます。
緑に囲まれていますね。
今日は天気も良くて、さわやかな気分で歩きます。
風邪も咳以外はだいたい抜けたので、それも気分を良くした理由でしょう。
先ほど、チケット金額で痛撃を受けた学生二人組が足早に追い抜いて行きました。
彼らは買ったチケットからも美術館の中の展示物に興味があるのでしょう。
しばらくして、見えてきました。
こちらが東京都庭園美術館。
この中で一定期間、展示が行われています。
で、この建物に歴史あり。
昭和初期に朝香宮邸として建てられた建物。
公邸として使われたり、迎賓館として使われたりしましたが、今では美術館になりました。
私の目的は展示といより、歴史的に価値があり、またその建物の芸術性の高い装飾品を見たい。
普段は何かのテーマを持った展示を行っているのですが、たまに建物公開日が設定されます。
普段は、展示物がある日には内部撮影禁止ですが、建物自体の芸術性を公開する日は私の思い違いでなければ撮影OKなはず。だから、そのタイミングを待っているうちに、忘れて(笑)、今まで来ることがなかったのです。
次回の建物公開は・・・
アール・デコの館 ‐東京都庭園美術館建物公開‐
2011年10月6日から10月31日まで
また、忘れちゃうんじゃないかなぁ。ヤサシイヒトソノコロオシエテ・・
尚、次回の建物公開が終わると、長期修復工事に入ってしまいます。
リニューアルオープンの予定時期は公式HPにも書かれていません。
となると、やっぱり今秋観ておかないと後悔しちゃうんだろうな。
じゃあ、カメラで撮影しなくても美術館内に入れば?
と、言われそうですが・・・
美術館ではなく、庭園へ突入!(笑)
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