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都電荒川線 片道53分の軌跡 序章 [都電荒川線]

映画「阪急電車 片道15分の奇跡」

まだ映画は観ていないが、本は読みました

映画のタイトルをもう少し、説明口調にすると・・・

阪急電鉄株式会社 今津北線(宝塚駅~西宮北口駅間) 累計営業キロ数 7.7km 所要時間14~15分 ・・・の奇跡。

いやぁ、本を読んで思い浮かべる映画のイメージが現実的になってしまう。

やめよう。

 

そこで

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東京でもノスタルジックな気分になれる、電車が走る街。

外回りのついでに寄ってみました。

以前は得意先が沿線にあって、よく乗ったものですが、異動後は担当も変わりなかなか乗ることがありません。

今日も乗れませんが、三ノ輪橋駅周辺散策しました。

 

 

有川浩さんの「阪急電車」を読むと、今津線を思い出すように、都電荒川線とついつい結びつける本が朱川湊人さんの「かたみ歌」。

『アカシアの雨がやむとき』が流れるアカシア商店街。

この本を読むとアカシア商店街が三ノ輪橋商店街とダブらせてしまいます。

 

唯一残っている都電、荒川線。

その起点駅である三ノ輪橋駅。

今津線(今津北線)が片道15分。それに対して都電荒川線の全線(三ノ輪橋~早稲田)の所要時間は53分。

今津北線が7.7kmに対して、荒川線が12.2km。

距離は荒川線の方が長いけど、それ以上に所要時間がかかる。

それは・・・速度の違い。

今津線の最高速度は時速80km。それに対して都電荒川線の最高時速は40km。

最高速度で比較したけど、表定速度だと今津線が時速33km、荒川線が時速13.8km。

そして、荒川線には車道と併用区間がある。車の行き来の為に信号待ちもする電車です。

荒川線には片道15分という表現は出来ないが、隣の駅がはっきり見える位の駅間隔や、線路と民家の接近具合など、東京の中にも距離感の近い路線といえるでしょう。

 

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小さな電車が見えてきました。

 

 

 

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三ノ輪橋駅に到着。

私は東京メトロの三ノ輪駅から地上に這い上がって来ましたが、その駅は国道4号(通称日光街道)と明治通りが交差するところにあります。

そんな車がびゅんびゅん走る大通りから、ちょっと内側に入る。

昔ながらの商店街と大きなアーケードが出来た商店街に囲まれるように路面の駅があります。

 

 

 

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都電の7000系の中で唯一、旧塗装色を施した車輌。7022号車。

二つ上の写真の車両と同じ仲間ですが、旧色を復活させたようですね。

 

 

 

 

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この駅は関東の駅百選、認定駅です。

 

 

 

 

 

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短い間隔でポンポンと発車していきますが、いつもお客さんが乗っています。

地域の根付いていますね。

おそらく、この電車にも乗車した人達と同じ数の物語があり、たまにそれがクロスするのでしょうね。

 

この後、ちょっと商店街に寄ろうと思います。


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