荒川線 片道53分の軌跡(13) 荒川車庫前 [都電荒川線]
さて、この駅。
都電荒川線の他の駅とは比べ物にならない特徴がある。
7003号を見送る。
7003号はドンドン早稲田方面へと走って行く。
あれ、すぐそばにもう一つホームがある。
確かに上下線でホームが離れているケースがあるが、前の写真を観直してください。
ちゃんと目の前にホームがありますよね。
実は最初の向かい合っているホーム。三ノ輪橋方面のホームは「乗車専用」ホームです。
で、次の写真、やや離れた場所にあるのが「降車専用」ホーム。
この駅には三ノ輪橋方面のホームが二つあるのです。
また、写真をみても分かる通り、ポイントが複雑にありますよね。
三ノ輪橋方面を見ても、やっぱりある。
最大の特徴とは、名前が表している通り、目の前に車庫があります。
降車専用ホームでお客様を下ろした都電は、この道路を横切って車庫に入ります。
待機していますね。
で、車庫を出た電車は本線へと戻ります。
三ノ輪橋方面に行く場合は、乗車専用ホームでお客さんを乗せて行くのです。
車庫の横には懐かしい車両も展示されています。
都電おもいで広場。
5501号車は昭和29年製造で「PPCカー」と呼ばれていたそうです。
荒川線を走った事はないようですね。
もうひとつの車両が7504号。
朝の通学時間帯に活躍したそうで、「学園号」と呼ばれています。
7500形は今年の3月をもって全車両現役を退いています。
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