荒川線 片道53分の軌跡(17-3) 飛鳥山 [都電荒川線]
渋滞中・・・。
これまで、王子~飛鳥山間には都電の専用レーンが無いとは書いてきましたが、それ程込み入った様子の写真を掲載していませんでした。
だけど、ここまで来ると必ず信号に引っかかるので都電は前後横を自動車に囲まれてしまいます。
車道に収まりきれないので、都バスは都電の横に並ぼうとしません。
おまけにこれだけ並ぶと、明治通りは一回の信号で曲がりきれないんですよね。
都電は無茶出来ないし・・・。
こんな広い交差点。
だけど、白線と軌道が微妙なクロスをしている。
これは危険だ・・・。
やはり、この信号では都電は曲がりきれませんでした。
バイクも右折の為、停止線で待機中です。
でも・・・もう一回写真を見てください。
バイクは右折して、明治通りを進む訳ですが、都電荒川線は明治道路沿いに走る訳でなく、右斜め奥に進みます。
このままでは・・・ぶつかる!?
信号が変わりました。
都電用の信号もクリアーです。
バイクの運転手さん、よく知っていらっしゃる。
やり過ごします。
バスは明治通りに向かって曲がります。
都電はあの位置に吸い込まれていきます。
早稲田方面に向かう都電は、こうして複雑な交差点を進んで行きます。
では、早稲田方面から三ノ輪橋方面へ行く都電はどうやってこの交差点を通過するのでしょうか?
あ、丁度来たようです。
本郷通り(この写真のまっすぐ方面の道)の信号が赤の時に都電が進入してきます。
但し、手前からの車が右折真っ最中。
だから、都電はここでも一旦停車します。
そして、直進方向の信号が青になると先頭を切って、王子駅方面へと進んで行きます。
よくこの道を利用します。
東十条駅そばにある、草月で黒松を購入しに行く際や、僕と妻の1778の物語のロケ地(せっちゃんの病院)に行く時はこの明治通りの一番左を走りますが、それ以外の時は都電が走っている、軌道の上を走ることが多いです。
都電がそばにいなければ気にしなくともいいのですが、雨の日なんかはレールの上は滑るんですよ。おまけに緩やかな下り坂で、しかもややきつい右カーブ。タイヤが滑り易いのです。
営業車(普通自動車)のサイズだと右側車線を普通に位置取りすると右側のタイヤがレールを踏んでしまいます。
徐々に車線が狭くなるのですが、あえて右寄りで走り、レールの上を走らないようにしています。
交差点上に架かる歩道橋から降りて、飛鳥山駅(停留場)へ向かいます。
飛鳥山駅からまた三ノ輪橋方面行きの電車がやってきました。
8809号車です。
振り返ると三ノ輪橋、王子駅方面から早稲田行の7027号車もやってきます。
ここですれ違います。
先ほども御説明しましたが、王子駅方面に向かう電車は交差点を通過する前に一旦ここで待機し、直進の信号が変わるのを待ちます。
飛鳥山駅(停留所)
先ほどの7027号車はもう次の駅に停車しています。
早稲田方面からも電車がやってきます。
この駅からは比較的まっすぐな軌道であり、よくよく写真に撮られます。
早稲田方面から7031号車がやって来ます。
そろそろ次の駅に向かおうかな。
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