荒川線 片道53分の軌跡(26) 都電雑司ヶ谷 [都電荒川線]
シ・・・・・・シマウマ!?
東池袋四丁目から都電雑司ヶ谷へ線路沿いに歩こうとしたが道がなく蛇行を繰り返していたら、電車の通過音が聞こえた。
速足で角を曲がると・・・シマウマが走っていた。ライオンに追いかけられている訳ではなさそうだが、加速し始めている。
勿論この電車も一両編成。
カメラの設定をいじって撮影する暇など無く、先ほどの設定のままシャッターを連射しました。
ただ、この時の設定ではシャッター時間が長めになってしまいシマウマさんが被写体ぶれになってしまった(涙)
絞りを開放か、感度を上げていればもう少しいい写真が撮れただろうに・・・。
これまで同じ電車に遭遇したケースは数えきれないほど。
なのにこのシマウマは初めて登場した。
8500形の8501号車。
ラッピングのスポンサーの大学にアニマルサイエンス学科があるからなのかな?
そんな踏切から少し歩くと都電雑司ヶ谷駅。
わざわざ「都電」と付くのは別路線で雑司ヶ谷駅が出来た為。
三ノ輪橋、東池袋四丁目駅方面から7016号車到着。
あまり乗降客はありませんでした。
近くに雑司ヶ谷霊園があります。
この写真を撮りに行った時は彼岸より随分と前でしたので、乗降客は少なかったです。
雑司ヶ谷霊園と言えば、沢山の著名人が眠っています。
私、あまりお墓にカメラを向けないので雑司ヶ谷霊園を意図的には撮っていませんが、上の写真の右側が雑司ヶ谷霊園になります。
あ、他に雑司ヶ谷霊園そばの写真があった。
都電を巡るには、時間が必要で私は一日に2~3時間程度しか使えないので、複数日撮影に来ています。
実は雑司ヶ谷付近が撮影の切れ目で、ここに二回訪れています。
空の色が全く違うでしょ(笑)
この日は残暑厳しく、久しぶりに蝉の鳴き声のシャワーを聞き、アブラゼミとツクツクボウシが合唱している。
ハンドタオルで汗を拭きつつ、日陰に入るとこれ程気温差があるのかと思ってしまうような日。
夏と秋の混じったような9月。
脱線しました。
この写真、空を見上げていますが右側の緑が雑司ヶ谷霊園です。
雑司ヶ谷霊園には多くの著名人、多くの文豪が眠っています。
其の中の一人が夏目漱石さん。
「こヽろ」(こころ)
ドラマ「僕の生きる道」で秋元みどり先生が国語の授業で教えていましたね。
映画「秒速5センチメートル」で明里さん(ちゃんじゃないよ)が両毛線の車中で読んでいましたね。
小説「こころ」に登場する霊園が、この雑司ヶ谷墓地でもあります。
先ほどの7016号車が早稲田方面へと去って行きます。
このあたりは起伏が多いようです。
こちらは三ノ輪橋方面のホーム。
7018号車とすれ違うように、電車がやってきました。
8800形ですね。
8805号車が到着します。
さて、この日は早稲田方面へは向かわず、ちょっと後戻りして撮影は終了。
後日、暑い日に撮影再開となります。
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