荒川線 片道53分の軌跡(27-2) 鬼子母神前 [都電荒川線]
鬼子母神大門ケヤキ並木。
東京都指定天然記念物です。
樹齢四百年以上、江戸幕府開府以前に植えられたものとか。
江戸時代から、何度も伐採を巡って争いが起きたそうです。
江戸城本丸普請の為の伐採もお寺さん側により中止させたそうです。
こ洒落た案内所。
この日は沢山のお客さんで賑わっていました。
昭和初期には18本残っていたケヤキも今では四本のみ。
でも新たなケヤキを含めて、並木道は残暑の陽射しを遮ってくれてとても気持ちよく歩くことが出来ました。
参道をつき当たる。
右に曲がると、先ほどちょっとよった大鳥神社さん。
左に曲がると・・・
法明寺さんです。
大鳥神社さんもフリーマーケットで混んでいたけど、ここも凄いな。
お参りするような状態じゃないよ・・・。
何とか鬼子母神堂に到着。
狛犬さん、こんにちは
前の記事に、ちょっと書いておきましたが
本殿の額を見てください。
鬼の漢字がさっきからずっと書いている「鬼」とは違い、上の出っ張りがありませんね。
ツノがありません。
お釈迦様によって改心し、慈母神となった。
よって、ツノが無くなった。
しかし、私のパソコンではそのような文字は変換できません。
都電荒川線の駅名も常用漢字を用いているのでしょう。
なお、きしもじん もしくは きしもしん と読むのが正しいようです。
境内にある、駄菓子屋さん。
懐かしいけど、僕らが実際駄菓子屋さんに小銭を握りしめて行っていた頃より洗練されている(笑)
武芳稲荷さん。
地主神です。
境内に入る際に写真を撮っていませんでしたが、仁王の石造が両脇に立っていました。
凛々しいですね。
大きなイチョウがそびえたっています。
レンズを付け替えないと、全景が撮影出来ない位。
この日は月に一回の手創り市だったんですね。
どうりで混んでいたはずだ。
もしかして、大鳥神社のフリーマーケット(と勝手に思っている)や参道の出店もこの市に関係あるのかな?
このケヤキ並木の中で、手塚治虫さんはアトムを書いたんですね。
参道を逆戻りして、駅の方へ。
ケヤキ並木では超広角レンズを装着して撮影。
さて、早稲田方面への軌道はまた下って行きます。
おっと、あそこへ寄らねば。
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