そうだ、京都へ行こう(3) お西さん その2 [紀行]
本願寺さんの南側より境内に入りました。
幼稚園の入口でもあり、こんなおっさんが入るのは如何なものかと、おっかなびっくり警備員さんに確認すると大変丁寧にルートを教えていただきました。
まずは国宝の唐門へ。
派手な装飾、どこかで見たような気がする。
と、思いつつ説明書きを読んでいると、別名「日暮し門」と記載がある。
ああ、日光東照宮の陽明門か。
この唐門にはいろいろ伝聞があって、一説によれば伏見城の遺構ともいいます。
どうなんでしょうね?
さて、ゆっくりゆっくりと見学させていただきながら御影堂、阿弥陀堂の方へ行きます。
堀川通に面したところにたどり着くと・・・
ん?
モスク?
気になるなぁ、と思いつつ本願寺さんの見学を続行です。
ドーン!
大きいですね。御影堂です。
このアングル、左右(南北)は62m、奥行(東西)は48メートル、高さは29m
親鸞上人の木造が安置されています。
その御影堂の前にあるのが大銀杏。
樹齢400年のイチョウの木。
葉っぱがしっかり茂っているので分かりにくのですが、普通のイチョウとは少し変わっていて、上へ上へと伸びておらず、横へ横へと広がっています。
これは剪定の技で意図的に施したものだそうです。
本願寺は火災に度々襲われていますが、その大火にも生き延びたイチョウの木です。
さらに公式HPではその姿かたちから「逆さ銀杏」という別名も紹介されており、火災の際には水を吹き出して消火したと言われているので「水吹き銀杏」とも言われているとも記載されています。
そのイチョウの木から、御影堂門を抜けて、堀川通の向こう側にも門がある。
あちらは総門です。
そして、気になる屋根が。
暑いから向こう側まで行かないけど(笑)、望遠レンズに切り替えてみよう。
総門の向こう側、どうやら門前町のようです。
仏具関連お店が並んでいます。
そして、この建物は・・・・
訪問時にはなんの建物かわかりませんでしたが、あとで分かりました。
なんと、本願寺さんの建物でした。
伝導院。
塔の形はサラセン方式と呼ばれるものだそうです。
ちなみに竹中工務店さんが建てました。
固定観念で見ちゃダメだね・・・。
大銀杏と総門の間にある門が
御影堂門。
大銀杏と塀があり、御影堂はあまり見通せません。
その北側にある門
阿弥陀堂門です。
御影堂門よりやや小ぶりですが、こちらのほうが煌びやかですね。
大きな建物が二つ並んでいますが、右が阿弥陀堂で左側が御影堂。
御影堂よりも、やや小さく
このアングルの左右(南北)は45メートル、奥行(東西)は42メートル、高さは25メートルあります。
お西さんの本堂であり、阿弥陀如来の木造が安置されています。
阿弥陀堂の前から見た、御影堂と大銀杏の木。
阿弥陀堂と御影堂は渡り廊下で繋がっています。
御影堂の前の大銀杏とは別に、阿弥陀堂の前にも銀杏の木が茂っています。
その阿弥陀堂の前の銀杏の木のそばに建物があります。
経蔵。
その名前どりい、大蔵経が納められています。
回転式の書架が中にあります。
広い広いお西さん。
建物内部まで入りませんでしたが、もう一箇所見ておきたい建物があります。
一旦、境内から堀川通へ出ます。
そのまま北上して、東北側のコーナーへ。
そこにあるのが太鼓楼。
新撰組が一時期、屯所として利用していのが本願寺さん。
そして、この太鼓楼だそうです。
現在の本願寺内に残る、新選組関連の施設はこれだけです。
さあ、世界遺産登録されている西本願寺さんの見学は終了。
次へと向かいます。
前の記事にちょっと書きましたが、今回の京都ブラブラは普段のカメラぶらぶらとは異なる点があります。
次回の記事の際に、その点について文章を書く事にしましょう。
つづく
コメント 0