そうだ、京都へ行こう(12) 銀閣寺 その1 [紀行]
久しぶりの慈照寺さん。
正式には東山慈照寺。通称、銀閣寺。
金閣(寺)で有名な鹿苑寺と同様に臨済宗相国寺派の塔頭寺院です。
銀閣(観音殿)の記憶ははっきりと残っているが、それ以外の記憶があまりない・・・。
銀閣寺垣と呼ばれる高い高い垣根の間を抜けて行きます。
拝観料を支払い中へ。
暑い中の訪問に対し、労いと謝意の丁寧なお言葉を頂戴しました。
まず、目に飛び込んできたのが
砂山!
いや、違う(笑)
向月台(こうげつだい)
公式HPによると室山時代には無かったもので、江戸時代に作られたもの。(銀閣と呼ばれるようになったのも江戸時代)
あの岡本太郎さんが発見したよろこびで大きなものの一つと語ったそうです。
向月台というのだから、ここに上り月を眺めるのだろうが、海辺の砂山崩しのごとくせっかくの美しさを失ってしまうのでは、要らぬ想像と心配をしてしまう、庶民がここに。
慈照寺さんが「銀閣寺」と呼ばれるのはこの観音殿である「銀閣」があるから。
京の三閣のひとつ。
銀箔を貼ろうとしたが財政が逼迫して貼れなかったと聞いていたけど、 銀閣と呼ばれるようになったのが江戸時代という事もあり、私としては「金閣」との対比で呼ばれたのではないかと思っています。後で写真を貼りますが、「銀沙灘」もありますから銀に縁があるのでしょう。
先ほど写真を撮った場所でくるりと180度回れ右をしますと、見えるのが「銀沙灘」。
白川砂を使った砂盛。
不思議な砂模様です。本堂方面に行ってから、もう一度見てみましょう。
エコなライトアップの意味がわかるかもね。
向月台と銀閣を一緒に撮ろうとここに立っていると(正確にはもう少し向月台のそばに)、とにかくシャッターいいですか?
と聞かれます。
一眼レフを持っているから、カメラに疎くないと思われるのでしょうね。
しかし・・・・最近のコンデジの機能はすごい。タッチパネルになるとわからん(笑)
私の求める構図と、カップルさんが求める構図が異なり苦笑。
銀閣。
一節に銀箔は貼られていたけど剥げ落ちたというのがある。
これは科学的に否定されています。
本堂の前で銀沙灘越しに銀閣と向月台を撮影。
白砂はキラキラとしており、写真は白飛びしてしまう。
日光や月光も反射して、観音殿を銀に照らしたのでしょう。
本堂(方丈)から撮影した東求堂。
銀閣とともに、国宝です。
観音殿(銀閣)よりも前に建てられた足利義政の持仏堂。
現存する座敷飾り遺構で最古のもの。その書斎は「同仁斉」
つづく
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