そうだ、京都へ行こう(13) 南禅寺 その3 [紀行]
南禅寺さんの境内にある、琵琶湖疏水の水路閣の奥に南禅寺発祥の地と言われる塔頭があります。
南禅院さんを見学します。
亀山上皇が離宮を寄進した場所であり、その遺跡。
1703年に再建されました。
公式HPによると総檜の入母屋造こけら葺き。
襖絵の水墨画は狩野派の狩野養朴とその子である如川随川によるもの。
南禅院の方丈庭園です。(※南禅寺の方丈庭園とは別です)
池泉回遊式庭園
京都三名勝史跡庭園のひとつ
残り二つは、天龍寺庭園、西芳寺(苔寺)庭園。
離宮の遺構は1393年の火災で消失。
北山御所の寝殿を賜るも応仁の乱で再び消失。
京都巡りをしていると、火災の歴史でもありますね。
ここでも水を見てホッとします。
暑いのですが、見るだけで癒されます。
夢窓国師の作庭と言われ、築庭当初は吉野の桜、難波の葦、竜田の楓などが移植され、井出の蛙も放たれたとのこと。
人も少なく、静かに楽しめました。
拝観志納金が南禅寺方丈(500円)、南禅寺三門(500円)、南禅院(300円)と各々必要なのでためらう人が多いのかもしれません。
私が南禅院さんにいる間、他の観光客は3人だけ。
お陰様でゆっくりと庭園を楽しめました。
さあ、南禅院を出て南禅寺さんから移動することにします。
勅使門そばの駐輪場へ。
私の電動アシスト付き自転車のお隣さんも出発の準備をしています。
見た目、アメリカの女性の観光客のようです。一人ですね。
自転車が近接しているので待っていたら、流暢な日本語で「お待たせしました。」と言われる。
うーん、もしかしたら来日したのではなく、日本にある程度滞在している方かもしれないなぁ。
さあ、出発。
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