そうだ、京都歩こう(3) 渡月橋と様々な記憶 [紀行]
かつて宿泊をしたペンションを通り過ぎて渡月橋方面へと向かいます。
すっかりお洒落になった嵐電嵐山駅。
地元民ではないので、京福(電気鉄道)の嵐山駅と覚えていましたが、『嵐電』の方が通りが良いようですね。
学生の頃に訪れた際に嵐山にはこの駅に到着して先程のペンションにチェックインしました。
あ、訪れた時に初春飾りが施されていましたが、私が新年最初にUPした記事の画像とちょっと違う。
この後に鏡餅が飾られたようです。
後で嵐電に乗る際に再びこの飾りを見たので気がつきました。
この辺りを歩いていて思い出したのが一昨年の水害。
9月の台風18号によって桂川が氾濫。
明け方のニュースでも渡月橋の様子が映し出されており、びっくり。
その年の7月に私は嵐山には来ていませんが、京都を訪れていました。
今私が歩いている目抜き通り周辺も浸水して、その後の片付けの様子を観て心が痛くなったのを覚えています。
観光施設なども冠水し、完全復旧はその年一杯かかると言われていましたが、観光都市という事もあり紅葉シーズンや年末年始などの受け入れを目指し、相当力を合わせられたと聞きました。
今、歩いていると、その時のことなど微塵も感じさせません。
あと、記憶でいうと確か美空ひばりさんに関する施設があったと記憶していました。
しかし無い。
後でスマホを使って調べてみたら、台風の被害があった一昨年5月に閉館していました。
その後、時間を置いて太秦の方で美空ひばり座として復活したようです。
色々あるなぁ。
渡月橋付近の記憶としては、レンタサイクルがあります。
先程、嵐電嵐山駅到着後、ペンションにチェックインと書きましたが、荷物を置いて渡月橋付近を散策しレンタサイクルがあることを知りました。
翌日は自転車を借りて、嵐山・嵯峨野地区走りました。
その後は車で訪れたり、もっぱら電車とバスの一日券を利用したりとレンタサイクルを京都で利用するのは一昨年の夏。このブログでも書きましたが、灼熱の自転車漕ぎとなりました。
私が学生の頃、嵐山にはタレントショップが大賑わい。
梅宮辰夫さんの漬物ははっきりと記憶しているけど、それ以外何があったか思い出せないけど、京都・嵐山という地域事情など関係なしに乱立していた。
それらがあった辺りを眺めましたが、タレントショップらしいものは見つけられませんでした。
さあ、着いた。
渡月橋。
雨は上がったけど、空に漂う水分がせめぎ合いをしている模様。
今日の桂川は穏やかとは言い難いけど、ニュースで見た台風の風景と比較すれば平穏そのもの。
この橋、道路まで水が上がってきたんですよね。
琴きき橋
さあ、次は天龍寺に行きます。
今回は自転車は?
真夏の京都、レンタサイクルを利用した経験者としては
状況次第で有効、状況如何によっては足かせになると思いました。
駐輪場に停めると、そこに戻ってこないといけない。
当たり前だけど、これが意外と大変。
京都市中を走るのは紅葉や桜のシーズンならバスを追い越して気分爽快かもしれないけど、真夏や真冬の朝から昼なら大渋滞とまでは行かないからね。
また、天気もはっきりしないので雨中を自転車というのも旅先では困難。
だから、今回は歩く!
歩くよ~。
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