そうだ、京都歩こう(5) 天龍寺 曹源池庭園へ [紀行]
さあ、また大きな三角形。
先程訪れた塔頭の庫裏とは大きさが違う。
大きさと言えば、天龍寺さんの境内の広さも今私が知っているそれと、以前のそれとでは全然違うらしい。
950万平方メートル程度あったらしい。
950万平方メートルって、どれくらい広いんだ?
日本でも著名な広さを表す単位、東京ドーム何個分で換算してみようか?
東京ドームの建物面積は46,755平方メートル。
うーん・・・・203個分だ。
これってわかり易いの?
参拝する上で参拝料を納めます。
庭園は大人500円。
大方丈、書院、多宝殿参拝の場合、上記+100円。
仏堂の雲龍図 特別公開は別に500円。
雲龍図については、この日は公開されていませんでした。
さて、先程は時間的制約があり後ろ髪引かれながらパスしなくてはならない施設があると書きましたが、それ以外にも金銭的理由も加味されます。
これから色んなところを見て回りますが、多くの場所で参拝料をお納めします。
時間と金銭的理由も考慮して、まずは諸堂参拝はパスして外環のみに。
そして有名な庭園は見ようと思います。
庭園は見るだけでなく、別にも理由がありますが、それは後ほど。
庫裏を遠目に眺めます。
仏堂
このお堂の天井に雲龍図があります。
うーん、残念だね。
さて、拝観料500円を納めて中に入ります。
まず、目に飛び込んできたのが大方丈。
カメラを持つようになってからお寺さんを訪れる事が増えて、「方丈」を拝見する機会が増えました。
前述の通り、天龍寺は度々火災にあっており、この大方丈は明治32年のもの。
公式HPによると、天龍寺最大の建築物となります。
この大方丈のご本尊は釈迦如来坐像。
天龍寺が作られるよりも前に作られた仏像で8回の火災全て罹災せず、天龍寺に祀られている仏像で一番古いそうです。
建築物が火災で失われておりますが、ご本尊の仏像が現存しているという事は火災の度に無事避難したのですね。
扁額の文字は天龍寺第八代管長、関牧翁老師の筆。
こちらが正面となります。
さあ、裏に廻りましょう。
方丈の裏側、西側になりますね、こちらには曹源池が配されています。
やっぱり、大方丈・・・・・大きいな。
天龍寺さんというと禁門の変が思い浮かびます。
長州藩が挙兵し、京都に押し寄せた際にこの天龍寺(嵯峨)、天王山、そして伏見の藩屋敷を拠点として京都御所に侵入、松平容保らを排除しようとしました。
雨上がり、穏やかなこの庭園。幕末の動乱など微塵も感じさせないのですが、史実を知っていると情景が思い浮かぶようです。
こちらは小方丈。
小方丈から祥雲閣や甘雨亭へと続く廊下。
曹源池庭園は日本で最初に史跡・特別名勝指定を受けた庭園です。
夢窓疎石が作庭。
>仏堂
このお堂の天井に雲龍図があります。
うーん、残念だね。
→はい、これです。
残念でしたね、maeboo.さん。
加山又造の筆による『雲龍図』はとても素晴らしい。
このお堂、「法堂(ほっとう)」と言うそうです。
建仁寺の伝俵屋宗達筆『風神雷神図屏風』を初め屏風絵や障子絵は移動可能で東京でも見られますが、
天井画はさすがに無理(笑)、現地へ行かねば。
京都なんで、時間が出来た時に行こうと思ってますが、
この天井画だけで京都へ行く程まだ好きではないのも事実(笑)。
その前に、亡くなってから10年過ぎましたから加山又造の回顧展を熱望してます。
by CYPRESS (2015-01-03 16:39)
CYPRESSさん、こんにちは
むむむ、間違えた・・・・でも、本文は直さずこのままで。
特別公開と言ってもかなりの確率で見る事が出来るのですが、年末の月曜日はダメでした。
天井画だけで京都に行くのも勇気がいりますよね。
だから後ほど記事にしますが、初めて訪れた場所があります。
そこは良かった~。
今回の弾丸ぶらぶらを計画した中で絶対訪問の縛りはなかった場所でしたがたどり着いて良かった。
たどり着いてでご推察頂けるかもしれませんが、このペースで記事をアップしていくと、もう少し時間がかかります。
もうちょっと待っててくださいね。
ハッ
撮影禁止だった。
カメラばかり気にするよりも、静かに眺めるものもいいものですね。
では後ほど。
現在、(8)まで書き上げました。
少なくとも・・・・うんうんうんうんうんと指折り数えて(18)までは記事を書かないとね。頑張ります。
by maeboo. (2015-01-03 16:53)