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そうだ、京都歩こう(8) 野宮神社 [紀行]

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天龍寺さんの北門から歩いて数分。

野宮神社(ののみやじんじゃ)に到着しました。

野宮神社さんを訪れるのは25年ぶりです。

写真を見ていただいて分かる通り、縁結びの神社として有名。

昨今のパワースポットブームも相まって、特に女性の参拝者が増えたと雑誌で読んだことがありますが、まさにその通り。

25年前よりも随分と賑やかです。

 

 

写真にあります鳥居。

黒木鳥居というクヌギの表皮を剥がさずに使う、最も古い鳥居の様式だそうです。

境内に黒木鳥居の説明がありました。

クヌギではなく、「くぬき 」とあります。

かつては三年毎に建て替えをしてきたそうですが鳥居に適するくぬきの入手が困難になってしまった。

そこに高松市の会社から防腐加工を施して寄進して今の鳥居となっています。

 

鳥居の両脇の小柴垣は「くろもじ」(クスノキ科の落葉低木、どこかで聞いたことがある・・・ああ、爪楊枝だ)が使われていますが、これは源氏物語や歌で表現されている鳥居の様子を再現したからだそうです。

そう、この野宮神社さんは源氏物語に縁のある神社なのです。

第十帖 賢木の巻に野宮神社は登場します。

 

野宮というのは天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする斎王(皇女・女王の中から選ばれます)が伊勢に向かう前に身を清める場所のこと。

時代によって「野宮」の場所は変わりますが、今いるこの場所が使用されていたのは嵯峨天皇の皇女、仁子内親王が最初と伝えられています。

尚、斎王制度は南北朝時代に廃絶したそうです。

野宮神社はその後、皇室からの御崇敬は篤かったそうです。

 

 

 

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パワースポットと書きました。

そのスポットがこちら

神石/亀石

 

やはりこの辺り、亀に繋がりがありますね。

小倉百人一首、その選定の地と言われるのが小倉山。まるで亀が這っている姿に見えることから亀山と呼ばれています。

天龍寺は元々、後嵯峨天皇と亀山天皇の離宮(亀山殿)があったところ。亀山天皇の追号は勿論亀山殿より。

 

お亀石を撫でるために列が出来ておりました。

 

 

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御本殿、野宮大神(天照皇大神)が祀られています。

 

 

 

 

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北側に境内社があります。

 

 

 

 

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白福稲荷大明神。

子宝・安産祈願。及び商売繁盛祈願。

 

 

 

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秋篠宮様と紀子様がいらっしゃったようです。

平成六年二月。

佳子内親王が生まれたのがその年の12月29日です。

ちなみに私が訪れた日が佳子様の二十歳のお誕生日でした。

偶然かもしれませんし、何かの縁かも。

 

 

 

 

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大山弁財天。

交通安全、財運向上。

 

他に白峰弁財天。芸能上達。

そして、野宮大黒天。良縁結婚。

 

 

 

 

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前回訪問した際に強烈に印象に残っていたのが、こちらの「じゅうたん苔」

お祈りする強い気持ちがあふれる中、鮮やかな苔が広がる様は対照的にゆったりとしています。

 

さあ、次に行きましょうか。

 

 

 


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