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そうだ、京都歩こう(27) 振り返る [紀行]

総括京都リサイズ.jpg

2014年の年末、空模様と自分自身に相談しながら日帰りで訪れた京都。

ゆっくりと記事に起こしてきたら1ヶ月が経過し、そろそろまとめないと2月になってしまう。

訪れた場所は各々の記事を読んでいただくことにして、ここでは全体的な事を簡単に書き記して終わりにしたいと思います。

京都という観光地は、中学時代の修学旅行で訪れたのが最初の記憶。

幼少期に抱えられて訪れているようだが、記憶にない。

自分自身で稼いだお金で初めて京都に行ったのは大学時代。

この大学時代に京都へ行こうと思った理由が、雑誌に掲載されていたお鍋が美味しそうだから。

だけど、京都(大原)だった。

しかし、あの頃は若かった。

ノリで行っちゃうか・・・と計画が立てられ、実行に移りました。

アルバイト代から旅費を捻出しなくちゃいけない。そう、鍋代も(笑)

あの頃は『出費』を体力と時間で補うことができました。

大学生だから平日に自主休講。

往路は深夜夜行バス、復路は新幹線の自由席というJRのパック。

宿泊先は人生3回目のペンション泊。

そう、今回の弾丸ツアーでは到着直後にそのペンションの前を通ったのです。

記憶のままでした。

それから2年毎に訪れましたが、社会人になってなかなかタイミングが合わなくなりました。

そして、鍋から始まった京都への旅はそこで立ち消えとなりました。

その後、デジタル一眼レフを購入してから、鎌倉などのお寺さんを巡るうちに京都へ行きたい熱が発症。

学生の頃に比べると働いた分、体力消耗や時間を金銭で補うようになった。

本来はたまには豪華に落ち着いた旅館にでも泊まりたいところですが、色々あって今現在はなかなかゆっくりと泊まることが出来ません。

それでも、思いついて新幹線の切符を買って日帰りで京都に行ってしまうというのも贅沢かもしれません。

それが、2012年灼熱の京都弾丸日帰りツアー。

あの時はレンタサイクルで刺さるような日差しを浴びながら京都市内を走りました。

その時の経験があり、今回はレンタサイクルを利用するか、しないかを考えました。

季節要因や訪問エリア、カメラ撮影が目的なのか等など要素があって、結論はレンタサイクルは利用せずでした。

年の瀬であり、年越しを京都で過ごそうという人も多いだろうけど、観光のピークではない。

よって、大渋滞はないだろう。

かつて嵐山・嵯峨野散策にレンタサイクルを利用したが、今回のルートを描いてみると・・・一筆書きで書けそうなルート。という事は自転車を駐輪するとその度にそこへ戻る必要がある。一筆書きがジグザグになりそうだからね。

さて、今振り返るとどうだったのだろうか?

嵐山で自転車を借りた場合、今回のルートなら天龍寺さんに停めた後、庭を突き抜けて竹林を観に行きました。野宮神社や落柿舎を含めて自転車は無い方が良い。但し、その後清凉寺さんへ行き、大覚寺さんへ行くときには間違いなくあれば便利だなと思った。

今回、大覚寺さんから洛北エリアを目指すときに歩いていくのは遠いと思って、また嵐山駅に戻りました。もし、大覚寺さんにレンタサイクルで行っていたなら間違いなく洛北エリア方面へ自転車で向かっていたでしょう。そして、その途中で寄り道していたかもしれません。

さらに、仁和寺さんから龍安寺さん、鹿苑寺さんの間も自転車があれば楽だろうけど、ちょっと坂があるので前回借りたように電動アシスト付きが必要。

鹿苑寺さんから大徳寺さんへも楽だったと思う。

そして、大徳寺さんから自転車で京都駅に返すことが出来れば、今回のような路線バスの大渋滞を回避できたでしょう。

そう、結論は自転車を借りたら借りたでメリット・デメリットがあることが今回も分かった。

今回の季節とルートなら、歩きとバスと電車を柔軟に使い分けるのが良い。

一日バス利用券もある。パスを買っちゃうと出来るだけバスを使わないと勿体無いと思ってしまうかもしれないが、それは割り切って他の交通網も使うべき。特にハイシーズンでは無くても恐らく夕方になると京都駅周辺は渋滞必死と思われる。

ならば、夕方に京都駅周辺に向かうならバスを諦めて地下鉄や電車を使う。もしくはレンタサイクルを返しに行くつもりで。

まあ、これはあくまでも自分の感想です。特にカメラを持っているとソコソコ歩いてしまう方なので人それぞれです。

私は前回と今回の事を活かして次に備えたいと思います。

さらっと次の機会と書きました。

今回は大仙院さんでカメラをカメラバッグにしまってお庭を眺めました。

もうタイムアップだと思い、カメラは使っていましたがゆっくりと庭を眺めました。

誰かに見せる為だったり、ブログにアップする為だったり、家族に見せる為だったりカメラ撮影の意味もあります。けれど、ゆっくりと自分で見る余裕が大切なんだなとも気がつきました。

だから、観光スポットが多すぎる京都はゆっくりと観ようと思えば思うほど終わりなき観光地であると再認識。

次はもう少し策を練って、余裕を持って、少しは美味しい料理を頂き、次の京都を心待ちにするような旅をまたしよう。

今からお小遣いを貯めよう。

待ってろよ、ハイシーズンの京都!

2014年師走の京都紀行
1.出発
2.20年前のコロッケとペンション
3.渡月橋
4.天龍寺 塔頭
5.天龍寺 庭園
6.天龍寺 多宝殿
7.竹林
8.野宮神社
9.常寂光寺
10.落柿舎
11.清凉寺
12.大覚寺
13.大覚寺その2
14.京福 嵐電
15.仁和寺
16.龍安寺
17.龍安寺 蹲
18.金閣寺
19.金閣寺その2
20.金閣寺その3
21.大覚寺
22.大仙院
23.真珠庵
24.瑞峯院
25.大慈院
26.帰路へ
27.総括

2012年真夏の京都紀行
そうだ、京都へ行こう(1) 京都駅
そうだ、京都へ行こう(2) お東さん
そうだ、京都へ行こう(3) お西さん その1
そうだ、京都へ行こう(3) お西さん その2
そうだ、京都へ行こう(4) 移動手段
そうだ、京都へ行こう(5) 清水寺 その1

そうだ、京都へ行こう(5) 清水寺 その2
そうだ、京都へ行こう(6) 産寧坂、二寧坂
そうだ、京都へ行こう(7) 霊山護国寺、高台天神
そうだ、京都へ行こう(8) 高台寺 その1
そうだ、京都へ行こう(8) 高台寺 その2

そうだ、京都へ行こう(8) 高台寺 その3
そうだ、京都へ行こう(9) ねねの道
そうだ、京都へ行こう(10) 八坂の塔
そうだ、京都へ行こう(11) 八坂神社~哲学の道
そうだ、京都へ行こう(12) 銀閣寺 その1
そうだ、京都へ行こう(12) 銀閣寺 その2
そうだ、京都へ行こう(13) 南禅寺 その1
そうだ、京都へ行こう(13) 南禅寺 その2
そうだ、京都へ行こう(13) 南禅寺 その3
そうだ、京都へ行こう(14) 西入る
そうだ、京都へ行こう(15) 壬生浪士
そうだ、京都へ行こう(16) 東寺 その1
そうだ、京都へ行こう(16) 東寺 その2


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コメント 4

saki

写真集にも載っていそうな写真で、私も久しぶりに京都に行きたくなりました。
一番は龍安寺、次が金閣寺。もし機会があれば、是非。
初めて京都に行った時は京大に行きましたが、今だにその時のカルチャーショックで、京都は良い印象です。
by saki (2015-01-31 22:48) 

maeboo.

sakiさん、おはようございます。
写真集は言いすぎですが、絵になる風景というのは間違いありませんね。
龍安寺、金閣寺は今回は私が行った場所で混んでいた場所上位ですね。
定番でも久しぶりに行くと楽しめます。

by maeboo. (2015-02-01 05:08) 

けんけん

maeboo.さん

洛中旅行記、楽しませて頂きました。

先日、仕事の関係で駆け足で京都を訪れましたが

やっぱり、京都は、時間をかけて・・・時間と空間を楽しむ場所ですね。

金閣寺も15年以上訪れていないかも?

春になったら・・・のんびりと訪れたいと思いつつ・・・

by けんけん (2015-02-05 23:07) 

maeboo.

けんけんさん、こんばんは
この記事の写真のようにインデックスをなぞる様な、慌ただしい旅でした。
間違いなく楽しかったのですが、けんけんさんが仰る通り、時間をかけるべきところはかけた方がいいですね。

sakiさんもそうでしたが、金閣寺は一度訪れると再訪まで期間が空く傾向があるようですね。

さて、行きたいところがますます増えました。
行きたいと思えることは素晴らしき事だと思い、またカメラを持って出来れば桜か紅葉の頃の京都に行くことに思いを馳せたいと思います。
by maeboo. (2015-02-06 22:13) 

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