そうだ、京都行こう・・・とすると雨 (1)出発 [紀行]
ゴールデンウイーク中、ただ一日だけ丸一日一人行動出来る日がある。
もちろん、カメラぶらぶらをするつもり満々だったけど、どうせなら旅に出るか。
ゴールデンウイークだけど、後半5連休のど真ん中。
切符も取れるかもしれない。
でも、どこへ行くか。
数日前から天気予報をにらめっこ。
比較的天気のいいゴールデンウイークながら5月4日、天気は良くない。
候補に挙げた街には殆どが雨マークが付いている。
京都、萩、長野、会津若松、仙台・・・前日の段階で一番ましな天気予報は会津若松の曇りのち一時雨。
さあ、どうする。
どうやら東京なら傘なしで過ごせるかもしれないぞ(笑)。
結果から言うと、特急券・指定券を買ったのは東京駅についてから。
朝一の新幹線に乗って、京都へ行くか?
それとも、朝一の東北新幹線に乗って、郡山乗り換えで会津若松へ行くか?
だけど、5月3日に上野をぶらぶらしました。
日本発の駅伝は京都と上野の間を走った。
そう、京都がインプットされているのです。
だけど、カメラぶらぶらする上で雨って辛いんです。
東京駅まで行く途中、スマホで雨雲レーダーを見ていました。
あれ?京都が思った以上に早く雲が通り過ぎていく。
これは新幹線が到着する頃には雨雲が抜けているのでは!
決定、京都へ。
ゴールデンウイークながら当日、指定席を買うことができました。
富士山は神奈川を走っている時にちらっと見えましたが、静岡県に入ると雲に覆われて見えない。
名古屋を過ぎる頃になると窓に雨がぶつかり始めた。
でも、これって雨雲が想定しているよりも早く東に流れている、そう京都は雨が止むのだ!と変な確信をする。
京都駅に到着。
ちょっとお腹が痛い。
これから歩くのでトイレに寄るべきだ。
新幹線改札内のトイレには列が出来ていた。
まあ、駅ビルの中にトイレはあるだろう。
と、思ったけど見つからない。
結局、烏丸口側で発見。
先程通った駅コンコースを戻るのもどうかと思い、駅の外へ。
さあ、出発。
前回の京都弾丸ツアーの反省を踏まえて、あまり写真撮影にこだわらずじっくりと観光すべし。
それを念頭に新幹線でプランニングをした。
どうしても行こうと思うお寺さんが2箇所。
それを結びつけてどう移動しようか?
うん、線が描けた。ますは京都駅から歩いて向かう・・・・のだけどプランでは八条口からのスタートでしたからいきなり遠回り。
ま、いいか。
お、やっぱり雨は止んでいる。
雨男だけど、これは読みが的中です。
雨男だけど、方向感覚はある。
とにかく、どこかでJRの線路を超えて南側に行かないと。
お、ここなら向こう側に行けそうだ。
あ、曲がっている。
遠回りになりそうな嫌な予感。
しかし、どこかで見た記憶がある。
うーん
お、もしかして初めて夜行長距離バスを使ったのが京都。
夜に東京駅を出発し、早朝に京都へ着くドリーム京都号。
乗ったのは・・・今から26年前。
殆ど眠れずに京都に到着。
朝日が眩しいバスの中、ぼんやりと見たのがこの橋だと思う。
向こう側からバスに乗ってこっちに来たはず。
多分・・・・
と思ったら、ドリーム京都じゃないけど、他の長距離バスが横を通った。
やっぱりね。
だけど、右にカーブしている。
本当は京都駅から南東方向へ進むべきだけど、道になりに西へと行ってしまう。
こりゃ、いかん。また遠回りだ。
と、思ったら途中に階段があって、真下に降りられた。
明らかに住宅街の中。
歩いていると
雨。
本降りです。
そういや、傘を持っていなかった(大胆)
あまりの本降りにコンビニで傘を購入。
観光先で邪魔にならないようにジャンプ式折りたたみ傘を1000円ちょっとで購入。
コンビニを出ると、止んでいる。
おい!
さあ、しまおうとカメラバッグの底側にジッパーがある。
ここに傘をしまうスペースがある。
しまうか。
あ・・・・すごい薄くて小さい折りたたみ傘が入っている。
ただでさえ重たいカメラバッグ。今日はレンズ4本体制。
他にも色々詰め込んで15kg位の重さ。
ああ、傘が2つ。
方向感覚だけで歩きます。
また降ってきました。
ぱっと先程の傘を取り出しワンプッシュで開きます。
こりゃあ便利だ。
そろそろ、鴨川を超えないと行けない。
あ、大きな橋がある。
これで鴨川を渡ろう・・・・って、大きな橋だから高い位置にある。
大きく回りこまないと歩道を歩けないのか。
失敗。
かと思ったら、歩道へ上がれそうな階段がある。
ラッキー
昇る。
しかし、この階段、カメラで撮影するには耐えられない位のゴミだらけ。
あまり人が通っている印象がない。
やっと歩道まで上がりました。
鴨川を渡ります。
遠くに鉄道橋が見えます。
多分、進路に問題なし。
となると、この橋は東山橋。
渡ればきっと見えるはず。
見えた。
JRと京阪線が並ぶ駅、東福寺駅。
橋を渡り切ると、見えた。
山道の入口。
この度で絶対に行こうと決めたお寺さんの一つ。
東福寺さん。
多くの塔頭があります。
雨に濡れた青紅葉が綺麗です。
さて、どんな風景が待っているのだろうか?
やっぱり多くの先客がいますね。
さあ、観光スタート。
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