そうだ、京都行こう・・・とすると雨 (9)三十三間堂 [紀行]
久しぶりの三十三間堂。
正式には蓮華王院本堂。
昨年末の京都訪問では鹿苑寺(金閣寺)が圧倒的に参拝客・観光客がいました。
今回の京都訪問では結果的に、こちら三十三間堂さんがダントツの混雑っぷり。
大学生時代の貧乏旅行。
平日に休んで、前日深夜東京駅出発の夜行バス。
途中でトイレ休憩の度に冷たい空気が入ってくるし、殆ど眠ることが出来なかった。
早朝の京都駅、取り敢えず重たい旅行バッグを駅のコインロッカーに入れて、駅構内の喫茶コーナーでコーヒーを飲んで、コインロッカーに預けた大きな旅行バッグの方にカメラを入れていたことに気がつき、もったいないけどもう一度カバンを取り出し、しまった記憶。
そして、京都駅からまず目指したのが三十三間堂。
あの時は平日の早朝。
とにかく人は少なかった。
そんな記憶が残っているし、勿論、圧巻の千手観音像の記憶はあるのですが・・・
入り口等の記憶が曖昧だった。
堂内、写真撮影禁止のため、今回掲載する写真は全て、本堂を見学させてもらった後に外から撮影したものです。
拝観料を支払い、お堂の中に入るときに靴をしまう下駄箱の数はとても多く、他のお寺さんではあまり見られない、アルファベットと番号で自分の靴をしまった位置を記憶する方法を採用するほどの参拝客の多さ。
とにかく、仏像については国宝や重文ばかり。
思わず足を止めて見とれてしまう。
いや、少しでも誰かが足を止めれば、そう簡単には追い抜けすスペースが無いので足を止めざるを得ない。
だからこそ、またゆっくりと拝見することができます。
しかし、しかし、やっぱり人の多さに少し集中力を欠いてきました。
お堂をぐるっと一周する見学コースですが、折り返し以降は人を縫うように足を進めていました。
ああ、空気がおいしい。
東福寺さんと比較して、外国人観光客が多く、そしてアジア系ではなく欧米の観光客が多かった。
金閣寺もそうだけど、侘寂よりもインパクトという点では「金」だったり、千体観音像といったインパクトが外国人にとっては興味深いのかな。
写真を見てわかると思いますが、レンズに雨が付いてしまっています。
雨は止むの?降るの?
どう天気が変わっていくのかわかりません・・・。
通し矢で有名ですね。
こうやって立ってみると、距離がありますよね。
さあ、ちょっと三十三間堂さんは駆け足になってしまいました。
だからこそ、今度は平日に休みが取れたら、もう一度来たいな。
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