そうだ、京都行こう・・・とすると雨 (12)智積院 利休好みの庭 [紀行]
三十三間堂、豊国神社、方広寺を見学させていただきました。
東福寺さんから東大路通りを北に上がってきました。
その際に視線の先に見えていましたが、通りの向こう側。
信号が変わっていたら、三十三間堂を参拝する前に寄らさせて頂いたかもしれませんが、信号が変わってしまった直後だったので、このタイミングに。
智積院さん。
真言宗智山派総本山。
同宗派の大本山として、成田山新勝寺・川崎大師平間寺・高尾山薬王院があり、別格本山として高幡不動金剛寺・大須観音宝生院が挙げられます。
金堂。
比較的新しい建物で、弘法大師生誕1200年の記念行事として昭和50年に建立。
拝観受付を済ませて、講堂へ。
中国の廬山をかたどり造園されました。
四季折々楽しめる名勝庭園ですが、サツキの頃が一段と艶やかさが増すと言われ、いい頃に見学することができそうです。
講堂です。
この智積院さんでも火災の歴史があり、江戸・明治・昭和の時代で火災がありました。
この講堂は1995年に再建されたものだそうです。
高浜虚子の句碑です。
昭和5年に智積院を訪れた高浜虚子が読んだ句。
ひらひらと つくもをぬひて 落花かな
「つくも」は池沼に生える多年草である太藺(ふとい)の事でかつて智積院さんの池にも生えていたそうです。
講堂の周りをぐるっと廻って、庭園の方へと向かいます。
見えてきました。
サツキも咲いています。
この石組みは江戸時代の物。
という事は利休は・・・・違った風景を見ているのかな?
みな、くつろぎながら庭を見ています。
この写真に写っている、殆どの人が5m以内にある国宝を背にしています。
贅沢です。
続きはまた
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