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そうだ、京都行こう・・・とすると雨 (13)智積院 手に届きそうな国宝 [紀行]

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智積院さんを訪れています。

名勝庭園を眺めている、そこに

そこにある壁画

長谷川久蔵の数少ない現存作品の一つ、『桜図』

長谷川久蔵は長谷川等伯の長男です。

 

 

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国宝(模写)です。

本物は宝物館にあります。

ちょっと、襖絵が繋がっていないように見えるのは、火災から救った際に修復した名残。

長谷川久蔵の25歳の時の作品。

そして久蔵は26歳で急逝してしまいます。

 

 

 

 

 

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楓図

桜図と並んでます。

やはり、国宝(模写)。

久蔵の死を振り切り、翌年に描いたもの。

これらは元々は祥雲寺の障壁画でした。

祥雲寺は秀吉の遺児、鶴松を弔う為に建立されたお寺。

かつてあった智積院は豊臣の焼き討ちにより寺を失いますが

徳川が勝利した関ヶ原の戦い以降に祥雲寺のあった場所を与えられ、復興しました。

 

 

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父と子の作品が競い合うでもなく、寄り添うように共演しています。

 

 

 

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ここにも長谷川等伯の絵があります。

『松に立葵図』

やっぱり国宝(模写)。

 

模写でも、かつてあった場所に手が届きそうな雰囲気で、本物もすぐそばの宝物館にある。

これもイイですね。

 


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