そうだ、京都行こう・・・とすると雨 (23)建仁寺 ○△□之庭・潮音庭 [紀行]
多くの襖絵を眺め、写真で撮ることもできました。
ただ、やっぱり庭が気になる。
○△□之庭
○△□は宇宙の根源的な形態を示し、禅宗の四大思想(地水火風)を○(木)、△(庭の隅の形状)、□(井戸)で表現した庭なんだそうです。
まあ、当然新しいもので2006年に作庭されました。
こちらも新しい襖絵
歴史あるお寺は古いものと思いがち。
古いものも最初は新しかったわけです。
鳥羽美花さんの作品が襖絵として展示されていました。
そして、潮音庭。
庭を大書院、小書院、それらを結ぶ左右の渡り廊下で囲んでいます。
東福寺で八相の庭を拝見しました。
珍しく方丈の四方全てに庭がありましたが、こちらは庭を四方から眺めることができる、
いや、どこから見ても正面なんだそうです。
青紅葉が美しく、やはり秋の風景を期待しちゃいます。
枯山水の庭とは全く違う表情であり
それを眺める人々もまたそれぞれ。
改めて奥が深いんだと感じ入りました。
このお庭は北山安夫氏が監修されたものです。
これで今回の京都訪問の2つの目的地、東福寺さんと建仁寺さんの拝観達成。
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