氷菓(アイ スクリーム) [ライフ]
働き方改革というのは、確かにメリハリをつけやすくなったと思う。
ただ、大きなプロジェクトを抱えるとメンドクサイ。
自分の都合だけでなく、別部門の人間と連携を取るにも、ああ、もういないか・・・ということも珍しくもない。
そこでメールを入れるのも、同期したスマホを見て、連絡はくれるかもしれないけど、彼・彼女らもメリハリをつけて、まだ明るいうちに帰っていったのだから、余程のことがない限り余計なメールも打つのをやめておこうと。
で、約2か月にわたるプロジェクトも区切り、いや今年度で言えば完了ということになった。
ブログの更新もする暇がないわけでもなく、競馬もそこそこしていたし、ちゃんと病院にも通っている。
お盆休みもどこかへ行こうと考えているし、我が家の家電たちが一斉にストライキを起こしつつあり、それをなだめてもいる。
ちょっと気持ちを切り替えるタイミングになろうかという週末・・・のはずだったが
明け方、録画リストから引っ張り出したのはもう6、7年前に毎週放映を録画していた番組
子供の頃は、父親が好きだった「日本漫画むかし話」や「一休さん」を見た
ロボット物、特に合体物も好きだったから、超合金のおもちゃも買ってもらった。
カルピス枠もラスカルも見ていた。
いつの間にか、アニメを見なくなったと思ったら、教えてもらった新海さんの秒速を見て、逆にたどるように彼の過去作品を見ていった。
ちょうど新作が放映されているが、ひねくれものはあまりヒットすると触手が動かない。まあ、見るだろうけど。
歌詞付きの音楽とともの展開する構成も斬新だと思うけど、やっぱり新海作品といえば、天門さんのイメージが強くて。
秒速を知り、戻って、ほしのこえ、雲の向こう、約束の場所を見て、言の葉の庭は公開前からロケ地にも行ったり。彼女と彼女の猫も。
そんなときにずっと記憶がなかった、2クール連続放映のテレビアニメを見ることとなった作品
氷菓
もともと原作の米澤穂信さんの作品を読んでいて、さよなら妖精を読みはまり、ボトルネックや儚い羊たちの祝宴、小市民シリーズなど、青春ものとは違う「怖さ」を感じる作品も多い。
古典部シリーズは代表作とも言え、それがアニメ作品となった。
今朝、ちょっと東の空が明るくなりつつも、たまに雨がぱらっと降るような天気
氷菓の最終回を久し振りにみた。
2クールの間に発刊されていた「氷菓」「愚者のエンドロール」「クドリャフカの順番」「遠まわりする雛」がアニメーション化されているが、テレビ版最終話は「遠まわりする雛」の表題通り。
なつかしくもあり、複雑な気持ちで観ていた。
京アニを知ったのもこの番組から。
今夏は京都に行こうかなとも考えていた。
氷菓を思い出した。古典部の文集「氷菓」
作中にもあった、氷菓と名付けられたその意味。
思い出した。
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