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そうだ京都、行こう2019夏真っ盛り(1) [紀行]

東京駅を朝一に出発するのぞみ。


アナウンスによるとグリーン車・普通車ともに指定席は完売とのこと。自由席車両方面には行っていないので分からないのだが、自由席争奪戦も行われていることなのでしょう。


何度もこの朝一の新幹線に乗っている。ゴールデンウィークも年の暮れも、盆休みも、そして秋の連休も。


ここ数年、外国人観光客を含めて沢山の人と一緒に新幹線に乗り合わせている。

日本の観光地を外国の方に知ってもらうのも大切なことだし、日本も国を挙げてお招きしている。


インバウンド効果で経済は潤い、インバウンド効果を当てにしすぎて失速する。


まあ、いろいろあるし、オーバーツーリスト気味の観光地でため息をつくこともある。

今年のGWは東松島に行ったが、やっぱり混んでいた。外国人もそうだが、改元10連休もあり日本人もたくさんいた。


混雑する京都を避けたつもりだが、東松島というやや狭い区域であれだけの観光客が殺到すると息苦しさも感じて、人が多いけど外国人を含む多量な観光客を年中対応している京都の方が混んでいるとは言っても、町がその混雑に慣れているのだなと感じた。



と、いう訳で今夏はまたもや京都にした。


お盆の盆地、京都。混雑・酷暑必至と覚悟をきめた。




東京駅を定刻通りの出発。


社内アナウンスの通りであれば、指定席は完売とのこと。

私の隣も、通路を挟んだ進行方向左側の席も、前の方お席も空いている。

まあ、これは


新横浜でいっぱい乗ってくるし、品川駅にも止まるようになって、ここでも乗り込んでくる。



で、東京駅発車直後、キョロキョロしながら通路の反対側に座る・・・いや、座らない・・・でも、やっぱり座った。

けど、落ち着かない。で、直ぐに立ち上がり、去っていった。なんだ?



で、品川駅に到着。東京~品川間のわずかの間に見かけた男性とは別のご夫婦がなんの躊躇いもなく、通路の反対側に座った。


うーん、指定が取れず、自由席の確保もできなかった客がもしかしたら指定席が空いているのでは?とやってきたのかな。




さて、進行方向右側に座っているにも関わらず、富士山の記憶が全くない。

そのことに気づき、さらに気づいた。

富士山が見えると、主に外国人観光客が身を乗り出したり、カメラを差し向けたりしてにぎやかになる。

今回、それがなかった。


車両を見渡すと、あまり外国人観光客はいないようだ。




朝一の新幹線は2時間8分で京都駅に到着した。


これまで、何度も何度も京都日帰り旅行をしており、奈良線に乗り換えや嵯峨野線乗り換え、地下鉄烏丸線乗り換え、そしてバスを使ったことも数知れず。東福寺当たりなら歩いていく。


だが、今回は初めての乗り換え。近鉄線。



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最初から近鉄線に乗ると決めていたわけでなく、あそこに行くなら、どうにでもなるだろうと勝手な推測。


で、新幹線の改札を出て、すぐの近鉄に乗り換えです。



あの場所とは伏見。


京都らしい食べ物はなんだ?と毎回悩む中、京都らしい飲み物は?というお題に変えたとたんに行き先が決まった。


伏見には数年前の暮れに醍醐寺経由で訪れたときがある。


その時に聞いた駅名と地名、記憶に残っているが、最近、また悲しいニュースで耳にすることがあった。


京アニ作品なら「氷菓」くらいしか知らないのだが、やっぱり理不尽さを感じる。


だけど、桃山御陵前駅から近い、「六地蔵」


俄の私は、そこに行くには忍びない。だから、少し近くの場所で、「氷菓」作品を思い出し、たまに自宅の外付けHDDから引っ張り出して作品を見るつもり。




桃山御陵前駅を出て、以前の記憶を頼りに歩いていく。


道を迷うはずもなく、大きな赤い鳥居も見える。





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ああ、あったなぁと記憶が鮮明になって現れる。


京都らしいのか、ちょっと前の建築なのか、懐かしさを感じる建物の門に十字架







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教会であり、幼稚園です。


京都にはお寺であり、幼稚園も多いですよね。









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ああ、あったな。この案内板も。


黒田節の誕生の地。










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緩やかな坂道を上り、見上げると太陽。


まだ、9時前。


太陽はまだ、準備運転中だよ、まだまだ本番はこれからだよ、とあざ笑っているよう。








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さて、最初の目的地、後香宮神社


かつてテレビ番組で綺麗なお水で有名と聞き、また歴史が多少好きな私、幕末物を読み漁った時にも、ここを目にしたことがある。

鳥羽伏見の戦いの際には、ここに薩長軍が陣取り、前述の数年前の旅行の際に訪れた幕府軍が陣取った伏見奉行所に向けて大砲をぶっ放した。


そんな歴史に思いをはせ、大河ドラマ「新選組!」で小林隆さん演じる、井上源三郎が鉄砲玉を刀で受ける、あのシーンを思い出す。



なんてことを感じながら、大手門を見つめる。





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この門は伏見城の遺構だとか。




京都に来て、「伏見城の遺構」はたびたび登場するキーワード








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と、すぐに見つめられながら本殿方面へと進みます。









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途中、伏見天満宮







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数年前には真夏の北野天満宮にも行きました。


あの時の日差しはすごかった。


今日は暑いといっても、覚悟をしていたよりマシかもしれない。






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ここにも「伏見城」の面影が












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うん、見えて決ました。


覚えていますよ。








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境内にも伏見の戦いの跡が








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先ほどの石碑の文字は佐藤栄作さんの文字だったのですね。










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拝殿のこの色鮮やかさ










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こちらにも狛犬が










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拝殿です。









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そして御香水




さて、お参りを済ませて、お庭を見に行くことにしましょう。






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