そうだ京都、行こう2019夏真っ盛り(5) [紀行]
京阪電鉄の伏見桃山駅から乗り込んで、6つ目の駅、鳥羽街道駅
この辺りは京阪電鉄とJR奈良線も並走しているので、鳥羽街道駅の踏切は途中に安全地帯がある。
休日の日中だから、のんびりしているが、平日のラッシュ時だと踏切の安全地帯がまさに危機一髪回避の場所になりそう。
何度かこの踏切を渡っているが、いまさらながらに気が付いた。
その安全地帯に店があるじゃないか。
開かずの踏切、もう開かないから飯でも食って時間をつぶそう。そんな店なのか?
*で、調べてみたら、もう営業していないようです。なるほど、確かにここで食事するのは気が気でないかもしれない。
どこか懐かしい雰囲気の看板
伏見桃山駅で電車に乗った時より、明らかに暑さが増している。
吸い込まれるようにセブンイレブンに吸い込まれ、お茶を買おうと思ったが、それを棚に戻して平置きのアイスクリーム売り場へ
カチカチのクーリッシュ(バニラ)が期間限定で割引で売っていた。
それを購入。
このクーリッシュ、カチカチだと苦労するので、手でもみもみするのだが、この日は普通に持って歩きだし、車通りがそこそこある道から外れて、坂道にかかるころ、2分程度でアイスは液体に近づいてきた。
ああ、冷たくておいしい。
坂道の中腹でアイスを飲み干してしまった。
目指す場所に到着
あれ?例の入山について問う看板は無くなっていた。
私は大勢でなく一人であり、確固たる決意をもってお庭を拝見したい気持ちがあり、お庭のこともそこそこ知りたいという気持ちで調べており、重森三玲さんの特集番組、そしてこの光明院を訪れる場面も見ている。
仮にあの看板が残っていても、自信をもって門をくぐっていただろう。
波心庭
さて、何度目の訪問になろうか?
4回?5回目?
着いたよ。
お庭を見に来る人もいるけど、ここを訪れるたびにお会いするのが、墓参であったり、法事で訪れたりする人たち。
お庭を見るために訪れる観光客に対しては、ここのお寺さんは「セルフサービス」を貫いている。
拝観券やお寺や庭の案内書もない。
拝観料はないが、「志」は受ける。
もしかして、表の看板など色んな要素があるのでしょうね。「志」が分かりにくい、また分かっていても誰もいないから払わなくていいじゃないか、という人も多いのでしょうね。今では明確に竹筒に300円(以上)を収める手頂くよう請うている。
重森三玲さんの代表的なお庭のひとつでもあるが、参拝客はすぐそばの東福寺の八相の庭と比較すれば、人は少ない。それでも、このお寺さんが許容できるギリギリなんでしょうね。だからこその、かつてあった看板なのでしょう。
石組みが中心に向かって並んでいる。心の中で線が引けます。
この庭には三尊石が一つだけでなく、複数、3組あります。
午前中の御香宮のお庭でもそうですが、ここでも畳が気持ちよく、またクーラーもありませんが、アスファルトがなく、漂う空気は少しだけ温度が低いのでしょう。
ここに居る時間、やっぱり長くなる。
恐らくは墓参を終えて戻ってくる家族の声なのでしょう。
静かだからこそ、遠くからでもその声が届いてくる。
どのくらい時間が経っただろうか?
例によって、他のお客さんが訪れたことにより現実に戻されて、そろそろ次に行こうかと、立ち上がる。
お庭ではないけど、玄関周りのも少し手が加わっています。
雨が降ったり、風が吹いたりすれば紋様は崩れていく。
隅々までお手入れされているお寺さんですね。
東福寺塔頭光明院を出て、その東福寺へと向かう。
大きな東福寺の境内の南側の端まで到着。
アイスは「飲んだ」が、必要な水分を補充していない。
ここに自動販売機がある。迷わずスポーツ飲料のペットボトルを。
やはり人が少ない畳と庭を求めたため、東福寺さんには寄らず、やはり塔頭の霊雲院さんを目指す。
しかし、人が少ない気がする。
暑いのは暑いんだけど、いつも暑くても人がいるのに。
臥雲橋も人がいない。
やっと、向こうからヨーロッパからと思われる外国人観光客一行が現れたくらい。
向かいの通天橋を見ても、人がいない
全くいない
珍しいな
昨秋来たときは人だらけだったのにね
さあ、雲龍院へ
重森三玲さんのお庭へ
オワタ
これ以降は、ビールしか登場しないので、紀行文は終了です。
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