そうだ京都、行こう2018 晩秋(5)トラウマ [紀行]
東福寺塔頭の霊運院さんがまさかのお休みだった。
霊運院さんのお庭も素敵なんだよね。
そして、初めて訪れたときは拝観客も少なく、畳の上でのんびりとして庭を眺めた。
うーん、残念。
ということでノープランの旅は即、次の行く先を決める必要がある。
臥雲橋の上では撮影禁止にも関わらず、立ち止まってカメラを構える人がいる。
渋滞の列は進まない。
ガードマンの撮影禁止ですという声だけむなしく響き、渋滞の列は通天橋からはみ出て、東福寺駅方面へ伸びていく。
私は途中で道を逸れる。
この道は初めてではなく、かつて暑い夏に歩いた道。
あの時のことは覚えている。
今日は体調は万全・・・いや違った、労災(通勤時)を思い出す。
これまで忘れていたくらいだから、大丈夫なんだろうね。
くねくねと真っすぐに進めない細い道を進む。
どうやら、この地域をあげて陶芸品の路上販売が行われているもよう。
その準備する様子があちこちで見かける。
陶芸だけでなく、ラーメンなど飲食物も出店するようで、簡易的な椅子やテーブルが用意され、そしておいしそうなスープの匂いが届く。
向かう先、方向だけは間違いなくわかるのだが、近道と信じて細い道を進むと袋小路だったりする。
私が行く道を知っていると踏んでか、ついてきた夫婦と思われる男女がえ?という顔で足を止める。
行き止まりですよというと、どうしようという表情を見せるが結局は私を追いかけてくる。
これは責任重大だ。
回り道をして、角を右折して道を確信する。
門が見えてきた。
御寺
泉涌寺
何年か前に訪れたときはお腹が痛くなった道。
脱水症状気味で慌てて沢山水分を摂ったら、腸で吸収しきれなかったんだろうね、あの時は。
この門を通ってからまだまだ歩く。
今日は今のところ大丈夫だ。
そして・・・泉涌寺に行くとは言っていないんだ。
まあ、後続の男女は泉涌寺に向かうのだろう。
私が目指すところは泉涌寺の目前を通るので、男女が路頭に迷うことはない。
けど、ちょっと引き離しにかかる。
まだまだ足は元気。
そうだ京都、行こう2018 晩秋(4)東福寺 通天橋を避けて [紀行]
龍吟庵を堪能した。
始発の新幹線に乗り、奈良線に乗り換える人たちを徒歩で追い抜く計画をしてまで東福寺と龍吟庵の拝観にかけた今回の日帰り旅行。
もう、目的を達成しており、この先はノープラン。
龍吟庵まではアクシデントの際には別プランも用意していたが、この先は全く無計画(笑)
落ち着いてみると、木々によって葉っぱの焼け具合にも随分と差がある。
太陽の光に透かしながら、見上げてレンズを向ける。
東福寺の法堂に戻る。
この法堂も大きい
そして、
その先に見える三問も大きい!
以前の特別公開の際には上まで登ったなぁ。
通天橋方面にずっと背を向けています(笑)
果たして、どうなっているんだろうか?
2018-11-25 14:06
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そうだ京都、行こう2018 晩秋(3)念願の龍吟庵へ [紀行]
東福寺本坊庭園を出て、その奥へ。
東福寺三橋と呼ばれる三つの橋がある。
朝いちばんに通過した、撮影禁止となっている臥雲橋。
拝観料を払って紅葉を見渡すことができるが、この日は紅葉よりも人を眺めることになりそうな通天橋。
そして、一番奥にある偃月橋。
この橋は何度か渡ったことがありますが、その先にある塔頭、龍吟庵(りょうぎんあん)に入ることは今までありませんでした。
通常は公開されておらず、基本的には秋の特別公開だけ。(今年は春にも特別公開をしたようですが)
重森三玲さんのお庭は三方に施されていますし、その庭も素晴らしく、ずっと訪れたいと思っていた場所。
偃月橋を渡って左右の眺めもいいのですが、あまり高揚感というか紅葉観というかが感じられない。
今は龍吟庵しか頭にない(笑)
そうだ京都、行こう2018 晩秋(2)八相の庭と高みの見物
11月23日 3連休の初日
京都駅から電車を利用せず、早歩きで到着。
紅葉のメッカなので混雑していることは覚悟していたが、通天橋のチケットを買うだけで法堂を過ぎるくらいまで並んでいるとは思わなかった。
通天橋の入り口と拝観券売り場、法堂周辺には団体客が何かを待っている。
ああ、通天橋の入場開始時間か・・・を待っている連中でごった返している。
よって、私はそれら人ごみを貫いて、本坊庭園へ。かつて八相の庭と呼ばれた、重森三玲さんが作庭した代表作とも言える。
まずはお庭をゆっくり眺める前に、通天橋の状況を確認し、まるで平日の総武線が運転中止となり、慌てて東京メトロ東西線が混んでいく様を見ている気分になってくる。
取りあえず、メインディッシュまで時間がない。
方丈を囲む4つの庭を楽しもう。
南側の庭園
言わずもがな、南側の庭が顔のようなもの。
オーソドックスな蓬莱神仙の思想を石組みと玉石や砂で表現する。
重森三玲らしい、ダイナミックな石組みを知ってから、他のお庭を見ても、もしかして重森さんの庭かな?なんて素人ながらに想像するようになりました。
通天橋に入場した人たちは混雑してもしばらくはそこから抜けることもできない。
本坊庭園にも少しずつ人が入ってくる。
その人たちは通天橋を諦めた人か、最初から本坊庭園を目指してきた人たちか。
塀の高さでしか区切っていないのに、外の喧騒はここまで届かず、庭を眺めるときに基本、腰を下ろしてしばしの間、ぼーっとする。
そうだ京都、行こう2018 晩秋(1)紅葉とスニーカーの頃 [紀行]
今回も新幹線の切符確保は厳しかった。
11月23日に日帰り京都旅行を決行することが決まった段階では東京もしくは品川発、6時台・7時台ののぞみはすべていっぱいだった。
数日の間、EXカード予約サイトをちょいちょい調べるとキャンセルが入ったのだろう、数本に▲マークがついている。
お目当ての始発電車に待望の▲マークがついたので即予約。
京都の観光ガイドは読む必要がないが、京都の飲食のガイドブック(主に飲み!)を購入し、遠足を前にしたこども状態に。
京都の天気はくもり。
気温は最高気温が12℃の予想。北風も強いと。
朝、4時台に家を出るときに寒いと感じなければ大丈夫だろう、という基準で服を選ぶことにし、いったん家を出て、ちょっと寒いかな?と感じつつも、えーい行っちまえ。
品川駅はいつもの光景。
たった3輌しかない、自由席を確保するために1号車、2号車、3号車が停車するあたりに人がいっぱいいる。
指定席の車両が止まる位置ですら、人が長い列を作っている。
前日の残業もあり、すぐに居眠り。
隣の窓側の席に座っている、ご年配でカジュアルな装いも姿勢がパリッとした方がカメラを構えてシャッターを切る音が耳に飛び込み、目が覚める。
ああ、静岡は天気が良く、富士山がきれいに見える。
品川駅で座席についたときにその男性が持つ、大きなカバンにはカメラ機材が入っているんだろうなということに気が付いていた。
私は人出が多い京都では動きにくくなることを避けるために、今回は標準ズームと単焦点の2本のレンズにとどめて、カジュアル系のカメラバッグにお財布等ともども突っ込んできている。
それでもカメラをする人には想像がつくのだろう。
その男性は富士山をカメラで撮ることを促すように体をずらして、笑顔でどうぞと仰っていただき、カメラを構えます。
目を覚ました段階で富士山はやや後方に過ぎ去りつつあったので、慌てて数枚シャッターを切ってお礼を。
カメラをやっている者の性か、お互いに持っているカメラのメーカーやレンズが気になったりして(笑)。
名古屋を通過すると次の停車駅は京都。
京都駅が近づくとがぜん、乗客がもぞもぞと動き出す。
博多行きなのに、まさかこの車両の全員が降りるのか!?
もちろん、隣の御仁も降りる支度を始める。
通路側の客に恐縮しながら通してもらう・・・という心配については私は明らかに京都で降りると思っているようで、京都駅に到着する直前のトンネルに入ってから、最終チェックを行って、二人そろって(笑)立ち上がる。
京都に着いてまずどこに行くか?
万難を排し、龍吟庵へ。
ただし、龍吟庵の公開は9時から。
東福寺の本坊庭園は8時半から。
新幹線は8時2分に到着する。
東福寺の最寄り駅は東福寺駅。京都駅でJR奈良線8時16分発に乗り、一駅。8時19分に東福寺駅に着く。
この新幹線で降りた乗客の殆どが、そしてほかの路線からも大勢で東福寺に押し掛けるはず。
JR東福寺駅はこじんまりとした駅で降りてから駅を出るのも大変。
で、少しでも混む前につきたい。
撮影禁止の措置が取られる前に到着できるかもしれないという一縷の望みにかけて、京都駅から歩いてJR奈良線に勝とうと思っていた。
だから足元はスニーカー。
駅に滑り込む。
もう、出口に一番にスタンバっていた。
よしと思った矢先、車掌が到着のアナウンス、「本日は混雑のため到着が3分遅れまして申し訳ございません」
これは痛い
JR奈良線に乗る連中は乗り換え時間十分だけど、私はスタートが遅れた。
取りあえず、八条口から出て、信号が青という幸運もあり、振り返ってJR京都駅を撮影してみる。
走っても息が続かないことは分かっている。インターバルトレーニングのように早歩きと並足の繰り返し。
そして、ここまで書いていなかったが、社会人になって長い年月が経過したが3日前に初めて「労災申請」を出した。
決して体調は万全とはいえないが、執念だ。
そうだ京都、行こう2018 初めての晩秋の京都 [紀行]
勤労感謝の日
藤原道長が「この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」と詠んで、丁度1000年を迎えた2018年11月23日
京都にいた。
これまで弾丸京都日帰りツアーを何度となく行ってきて
ちょっと思うこともあって、今夏はパスしたけど。
ただ、京都に何度も足を運んだきっかけになった、重森三玲さんのお庭で、見たいみたい見たい見たい見たいと思いつつも特別公開時期しか見られず、営業職の時にはこれなかった。
有給が使えればいいのだが、営業当時はこのころは簡単に休めなかった。
異動となり、有給は使いやすくなったと思いきや、そうでもない。
だが、紅葉の頃の秋の京都。これまで沢山見てきた重森三玲さんが作成した京都にある最後の大物。
龍吟庵に行けた。
あとは、どれだけ人が混雑してようがそんなことはお構いなし。
この時期の人出が多いことは覚悟していた。
が、実は2015年9月のシルバーウイーク、5連休の京都のほうがすごかった気がする。
今ほど訪日外国人観光客は多くなく、紅葉も始まっていないが、とにかく人が多かった。
あの日と同じ、平安神宮の大きな朱色の鳥居のそばのコンビニに寄ったが、おにぎりがたくさんあった。
サンドイッチは減っていたが、残っていた。総菜パンもたくさんある。
2015年のシルバーウイークはイナゴに襲われた後のような店内だった。
で、期待していた紅葉。
正直、ずっと頭に描いていた紅葉と比較したら・・・ちょっと違った。
ひとつは気候の問題。京都だけでなく、地元でも色づきが悪い。
それと、京都の紅葉のポスターや映像は、自分も写真を現像(デジタルでRAWデータからJPEG変換)する際にちょっと触れば、真っ赤にできますからね。
京都の広告素材が頭に刷り込まれていると、物足りなく感じる。
京都市内でも、すでにピークを過ぎた名所と、これからピークを迎えるところもある。
光のさし方、次第というのもある。
写真を撮るときには、太陽の位置を考えて、現像で手を加えずに済むようにと。
名所はやっぱり人が多い。
でも、雲間を漂う龍を見れたから満足!!
重賞ウイナーのオーナーに [競馬]
さて、充実した秋を迎えるために今週も注目馬を確認。
おお、今週は来年のクラシックを狙える馬たちが出陣だ。
先週もペーパーオーナーゲーム登録馬が見事1着になったり、シャイニンレーサーの孫のシトラスノキセキもデビュー戦勝ち。注目馬も3着に入ったりと馬券圏内に入ってくれたのですが、資金不足で買い目を絞っており、財布が充実することはありませんでした。
何かと物入りになりそうな今年の秋。
今週もしっかり走ってもらって、私もしっかりと馬券を見極めて購入し的中させていきます。
ターゲティング広告退散 [ライフ]
設定をいじるのがメンドクサイのでそのままにしていたけど
先週の記事にも書いた通り、検索履歴からの押し売りで
NECさん(ダイレクト)がパソコン買え!パソコン買え!と
ブログの管理画面の端っこで煩い。