ねえ、秒速5センチなんだって [秒速5センチメートル]
秒速5センチメートルを教えていただいてから、ロケ地巡りもしたし、記事もそこそこ書いた。
そんな中、タイトル(及び第3話)に使われたの『秒速5センチメートル』というフレーズについて考えたことがちょっとあるんですが、記事に書き加えるタイミングを失ったままでした。
秒速5センチメートルに出会って間もない頃の気持ちも含まれているので、このまま待っていても書き綴る時期はもう訪れないかもしれません。
なので、本当に大した事じゃあいませんがちょっと思いついたことを書いておきます。
すーっと、聞き流して頂けたら幸いです。
ところで、お気づきでしょうか?
当ブログのタイトルの下にある紹介文。
もう聞き飽きたかもしれませんが、「僕の生きる道」に感銘して5年
なぜこれ程までに・・・と自問自答したこと、何度もあります。
「僕の生きる道」は家族の闘病の時期に重なったからかもしれません。
家族を病室に帰し、再び訪れた診察室で医師から聞いた余命は・・・ありませんでした。
いつ、何が起きてもおかしくない状態。
それでも、新しい年を三回迎えることが出来ました。
命や、日々の過ごし方について考えさせられました。
そんな時期に僕の生きる道に出会ったのです。
そして日々生きることの大変なこと、そして大切なことを教わりました。
そして、「秒速5センチメートル」
これまでの2つのお話とはちょっと違うんですが・・・
まあ、この件は以前書いた記事でちょっとだけ触れているのでお察しください。
2007年11月17日に「秒速5センチメートル」の事を教えて頂いた。
正直、これほどまでハマるとは思ってもいませんでした。
アニメーションにそれ程興味の無かった僕ですが、まず、飛び込んできたのは新海さんの描く背景の美しさ。第一印象良し。
さらに描かれている場所に馴染みがあったこと。
結局、滅多に見ないアニメーションというハードルは、素人意見であっさりと飛び越えることができた。
そもそも『秒速5センチ』って一体何だ?というタイトルに対する疑問も湧いたけど、考え込む暇もなく第一話「桜花抄」の冒頭・・・本当に一番最初のシーンであっさりと『桜の花の落ちるスピード』と明里ちゃんは答えを教えてくれた。
その後、「絵が綺麗だなぁ」という第一印象から、染み入るような音楽。ちょっと振り返ってしまいそうなストーリー。(賛否両論あるかも知れないけど、小説をすぐ読んだ僕にとってはあの3話も十分、アリ・・・シネマタイトルになった位なんだから)
新海監督の人となりとか、音楽担当の天門さんとか、声を担当した役者さんたちのこととか、映画で登場した場所ってどんな場所・・・とか、深く掘り下げればどんどん興味が湧いてくる作品でした。
そしていつもの癖でゆかりの地に行ってしまう。
で、もう一度『秒速5センチ』というフレーズを考えたことがあったんですよ。
冒頭で明里ちゃんが種明かしをしたんだけど、『秒速5センチ』というタイトルに使われた表現をみつめてみます。
秒速という言葉。普段、CGS単位系とは無縁な僕の生活の中ではなかなか登場しない。
秒速と聞いてパッと思い浮かぶのは『風速』ぐらいかな・・・。
その風速だって日常で使うことは稀で、台風が接近する時や先日のように突風が吹いたとき、瞬間最大風速で登場するくらい。
しかも、それは秒速何センチメートルじゃなくてメートルなんですよね。
一番聞き慣れているのは時速何キロメートルという表現。
時の流れを時間単位で考え、距離の単位をKmで考える。その速さが時速。
その時速何キロメートルってのは換算すれば秒速何センチメートルに置き換えることは出来ますよね。
ただ、それが伝えるニュアンスがちょっと違って聞こえる。
キロメートルや時間に対して、センチメートルや秒というのは細かい単位。
細かいくせして、なぜか曖昧な表現に聞こえるのが『秒速5センチメートル』
桜の花の落ちるスピードが秒速5センチメートルが正しいのか否か、僕の力量で立証するのは困難です。
同様にして雨の降るのスピードが秒速5メートル。雲が落ちるスピードは秒速1センチメートル。
明里ちゃんが言うからかもしれないけど、「ああ、そうなんだ」と思ってしまう。
その曖昧な部分を共感出来るうちは、生きるスピードが少しくらい差があっても修正できるのかもしれない。
ただ、少しずつずれたスピード感は知らないうちに大きな誤差を生み、はっきりとした差が目に見えると、距離間を感じる。
細かいのに、曖昧。僕の心を惹きつけたようです。
ねえ、知ってる?よく考えると、まだなんだって
え、何?
私たちがあの踏切で再会するの
・・・
貴樹くんが岩舟まで来てくれたのは1995年の3月よ。
そうだったね。また明里に会えるのは、あの日から15年だね。
そうよ。
まだ追いつけるのかな?
さあ、どうかしら?
あ、待ってよ明里! もう大丈夫だよ
さて、取りあえず、今年の春は桜の花びらが5センチメートルで落ちるのかどうか見に行くことにしよう。
秒速5センチメートル 参宮橋付近ロケ地巡り 「来年も一緒に桜、見れるといいね」
1 2 3 4 5 6 7 ボツ1 ボツ2
秒速5センチメートル 豪徳寺・新宿付近ロケ地巡り 「ねえ、まるで雪みたいだね」
1 2 ボツ1
秒速5センチメートル 久喜・野木・小山・岩舟付近ロケ地巡り 「昨日、夢を見た。ずっと昔の夢」
1 2 3 4 5 6 7 8 ボツ1 ボツ2
今度は貴樹君(役)、TSUTAYAのCMに出てましたね。先程、レンタルに寄ったら、「秒5」、結構レンタルされていました。私は「8月のクリスマス」を借りてきたんですが、今週は東京出張もあるし、見ることが出来ても1回だけかなあ・・・。
実は、私は、野球とボクシング以外の漫画やアニメはほとんど見たことが無かったんです。「秒5」もはじめはレンタルで借りて、1回見たらおしまいだろうと思ったんですよ。まさか限定版を買うとは・・・。(笑)
by saki (2008-01-27 12:00)
sakiさん、こんばんは
貴樹君(水橋さん)、タウンページといいTSUTAYAといい大活躍ですね。
http://www2.discas.net/contents/etc/0801_01.html
私も 動画サイト → レンタル → 通販で限定版・・・
けんけんさんのフィルムはどのシーンだったのかな?
アリウープさんはもしかしてTSUTAYAのディスカスで借りるというタイムリーヒットだったりして・・・。
by maeboo. (2008-01-27 21:48)
こんばんは。
秒速5センチメートルの英語版のオフィシャルサイトを発見!
http://www.advfilms.com/titles/5cmperseconds/index.html
by もんきーとーい (2008-01-28 00:30)
もんきーとーいさん、情報ありがとうございます。
「official show site coming soon」とあるので、もっと充実させたものを制作中と言うことかも知れませんね!
ところで、「8月のクリスマス」見ました。以前ご紹介いただいた動画は見ることが出来なかったので、事前の情報も無しに見てみました。なかなか良かったですよ。山崎さんの演技も。最後の部分では、別なドラマを思い起こさせるようなところもありました。相手役の関さんもとても雰囲気が出ていました。
by saki (2008-01-28 10:01)
もんきーとーいさん、こんばんは
「ほしのこえ」のことも全面に出していますね。
やっぱりカミングスーンが気になるところ。
sakiさん、こんばんは
8月のクリスマス観られましたか。もし機会があれば「八月」の方も観てくださいね。たぶん、ちょっと違った感じ方をされるかもしれませんよ。
「八月・・・」の方の女性はシム・ウナさん。
突然の引退。ハンソッキュさんがもう一度共演を求めるも、復帰はしていませんね。
by maeboo. (2008-01-28 22:45)
先程、「秒5」のHPを見てみました。新海監督と山崎さんの対談がなかなか面白いです。
中でも、新海監督の「どうやったら今までのお客さん以外の人にも届けられるんだろうって考えた時に、誰もが知っている曲の存在は大きいかなと思って。」は、印象的でした。確実に広がっているでしょう、今までのお客さん以外の多くの人達に。
ところで、検定、やってみました。3話だけ全問正解でした。猫と書かれたら「チョビ」と反応してしまいました。(笑)
by saki (2008-01-29 14:08)
sakiさん、カレンダーゲットしましたか?
まだギリギリ間に合いますね、今年の1月から3月期カレンダーが壁紙で使えますよ。
サユリさん、いい味出してます。
たぶん、あのスタジオでいちばん偉いんです。
by maeboo. (2008-01-29 23:39)