僕の生きる道 放映開始から10年 (4) [僕の生きる道]
ドラマ「僕の生きる道」が放映されたのは2003年1月。
あれから10年が経ちました。
10周年企画として、当ブログで勝手に特集を組んで真面目に考えたり、ちょっと辻褄が合わないところを探したりしています。
今日は主題歌のことを振り返ります。
ドラマの主演を務める、草彅剛くんが所属するSMAPの「世界に一つだけの花」が主題歌。
この歌に初めて巡りあったのはたまたま観た、SMAP×SMAPの特番の中。
ドラマ「僕の生きる道」が放映された2003年の前年だから2002年の番組です。
全ては観ていなんですが、木村くんが同世代のいろんな人(多分、芸能人から素人まで)とマンツーマンで話をする番組。
実はその特番の趣旨自体を理解するほど集中してみていない。
だが、強烈に印象に残ったことがある。
その特番のバックで流れていた楽曲。
そう、それが「世界に一つだけの花」
後から知りましたが、既にSMAPのアルバムに収録されていた曲であった。
この時点で「僕の生きる道」が放映されるなんて認識もないし、勿論「世界に一つだけの花」が主題歌になるなんて知る由もない。
好きなアーティストの楽曲全てが好きなわけもない。
あまり好きなアーティストだから、その楽曲が嫌いってこともない。
ジャニーズだからとか、今ならAKBだから、その楽曲はそれだけで聞く気も起きない・・・ということは私は無い。
SMAPの楽曲はそれ程しらず、カーステに入れていたランダム録音したカセットテープに「夜空ノムコウ」が入っていたくらい。
そんな私が番組内で偶然聴いた曲に惹かれ、その後カラオケで歌ってみた。
そのSMAP×SMAPの特番で聞いただけでカラオケ初挑戦。
まあ、歌いやすい曲だったので何とかなる。
そう確信した私は、2002年何度かカラオケでこの曲を歌った。
そして、ドラマ「僕の生きる道」に出会い、「世界に一つだけの花」に再会することとなる。
有名な話ですが、「僕の生きる道」ではアルバムver.が採用されているが、最終話だけシングルver.となっている。
色々議論されたようですね。私は異論なし。
各話、いろんな思いで観終わったあと、心が締め付けられ固まってしまっている。
そこにアルバムver.のイントロが流れてきて、「ハッ」と我に返る。
歌が始まると画面に流れているその日放映されたハイライトを観て、反芻し翌週への期待へと切り替える。
一時期、外回りに営業車を使うことが多かった。
普段からカーラジオをあまり付けないのですが、たまたま流れてきた「世界に一つだけの花」
それがアルバムver.だった時がある。
妙に嬉しかったな。
『世界に一つだけの花』は、このドラマと大変合っています。
ドラマの基調となる死と苦痛、苦悩、終末から生と希望、連続へ「転調」させる力が有ります。
特に第七話の最後が素晴らしい。
小林先生のプロポーズ、お母さんへの癌の報告へ続く最後の場面、ここでの脚本と本間勇輔の音楽の素晴らしさ、
そして『世界に一つだけの花』が流れるエンドロールの「転調」の効果、
屈指の出来のシークウェンスです。
連ドラでドラマの内容に負けない主題歌は殆ど無く、あの芦田愛菜の出世作『Mother』の主題歌を覚えてる人が何人いるでしょうか?
『世界に一つだけの花』には中国語版も有り、Bookoffに現れるのを待つ日々が未だに続いております。
by CYPRESS (2013-01-13 13:30)
CYPRESSさん、こんばんは
この話題、CYPRESSさんと語るのは何回目でしょうか(笑)
7話。そう、公式HPへのアクセス、BBSのカキコミは7話から一気に増えるんですよ。
たいやきの尻尾、アイスのウエハース、フレンチのグラニテ・・・
僕生きと世界に一つだけの花
by maeboo. (2013-01-13 23:09)