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挑戦、勇気、羨望、無謀、慎重と失望 [ライフ]

まだ路面に雪が残る街中。

早く暖かい日がやって来ないかと思っている頃。

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桜の頃には新しい年度を迎えるが、そんな頃に人は動く準備をする。

 

 

 

複数の人の動きを聞いた。

予め話を聞くとか、相談を受けるような立場じゃなく、耳に入った時点で決まったこと。

人事ではなく、自ら歩む道。

 

ある人のことを思うと、ああ成程と思い、勇気があるなと思い、自分にはできないなと思う。

だが違う人のことを思うと、無謀かなと思い、大丈夫か?と思い、「逃げ」という言葉を思い浮かべたりする。


じゃあ、相談を受けたら引き止めるのか?諭すのか?

自分には踏み出せない一歩を前に出す力を持っている人に何が言えるのか。

逃げかもしれないけど、逃げた先には彼の歩調に合う道があるかもしれない。

止めることも諭すことも、背中も押せないまま、見守ることもせず見送るだけ。

 

 

帰りの電車の中で「神様のカルテ2」を読んでいる。

本の中に登場する、病院そばを流れる川と桜並木。

ああ、そういえば去年行った時の写真があったな。

 

主人公の一止が、医学生の頃を振り返る話がある。

同級生の話も出る。

主人公が自嘲気味に当時を振り返り、今の自分を見つめている。

 

作者はそれを読者が重ね合わせることを目論んでいるのだろうか?

苦笑いしつつも、ちょっと読書はお休みと思い、最寄駅までまだあるが本を閉じる。

 

駅から家に帰る道。

朝より雪は減っていた。

薄暗い灯りの下は、よくよくよく見ると、ツルッツル。

無色透明、アスファルト色を忠実に再現したツルッツル。

くっそー、危ないじゃないか!

 


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