同期の涙 [ライフ]
馬券を買わない競馬って、欲無く観戦出来ていいねぇ。
出走馬の全て、名前も聞いたことがない馬ばかり。
でも勝利したジョッキーは知っている。
競馬をよく楽しんでいた頃にデビューしたジョッキー。
なぜ覚えているかといえば、双子のジョッキーだったから。
本人は双子先行での興味は嫌だっただろうけど、乗れる(勝てる)ジョッキーでなければ話題など忘れ去られるだけ。
柴田大知ジョッキーの苦労は以前から知っている。
厩舎所属騎手だろうとフリー騎手だろうと調教師や馬主に嫌われたら、騎乗すら出来ない。
そんな苦労を続けている時に手をさし伸ばしてくれたのが、今日も着ていたあの勝負服。マイネルの冠号で有名ですね。
珍しい障害・平地GⅠ制覇は珍しい。
リーディング上位のジョッキーは障害レースには騎乗しませんからね。
乗せてもらえない時は障害でもという心意気。
そして初めて勝利した障害GⅠもラフィアンの馬(マイネル)。
テレビ観戦していましたが、解説で出演していた細江純子さん。
ああ、柴田大知ジョッキーと同期だ。
双子ジョッキーと共にJRAとして初の女性ジョッキーのひとりとして注目を浴びた彼女。
やはり、『双子のジョッキー』と同じように『初の女性ジョッキー』を取り上げられるのは苦しかっただろう。
そんな彼女が見ている中で、愛を貫き、騎乗機会を減らしても頑張ってきた同期の勝利は嬉しかったでしょうね。
さて、柴田騎手とは違った意味で最近苦労している武ジョッキー。
確執については色々と噂されているし、『和解』のポーズもどうか分かりませんが、私の同世代もマダマダやれまっせーという心意気を見せて欲しい。
キズナでダービーに騎乗し、あの勝負服を背中に乗せた皐月賞馬ロゴタイプとガチンコ勝負して欲しい。
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