皇居内堀カメラ散歩(7) [紀行]
皇居、内堀通り一周カメラぶらりを企画し、九段下から反時計回りで桜田門までやってきたけど、後ろから次から次へとやってくるランナーが気になって仕方がない。
私もカメラを撮影する際には立ち止まり、ファインダーを覗くことで視界が狭まる。
ランナーの皆さんも他の歩行者も注意はしているし、私も相当注意を払っていたけど、ついに面倒になった(笑)
よって、日比谷公園の方へ方向転換です。
警視庁の前へ信号を渡り、さらにもう一度信号を渡る。
すると見えるのが法務省旧本館。
戦災で焼けてしまい、修復再現されたものですが趣がありますね。
説明文によれば、ドイツバ・ネオバロック様式らしく、1994年に重文に指定されたそうです。
社会人になってしらばく、ここを通る時に当然珍しい建物に目を奪われるのですが、あまりじっくりと見るタイミングがなく(あまり信号に引っかからず見る暇がない)、最初はなんの建物は全く知りませんでした。
日比谷公園の中に入ります。
ちょっと、ホッとしています。
最初に出迎えてくれたのが、アーク灯。
今はその役目を終えていますが、日比谷公園が開園した当時、10基が設置されました。
ガス灯も70基設置されたそうですが、アーク灯は1200燭光の明るさがあったといいます。
このデザイン、同じ鋳鉄製の水呑みと統一されてそれぞれ一基ずつ残されています。
そして、これが水呑(飲)み。
開園当時ということで明治36年の物。100年以上前です。
人が飲むことだけでなく
馬も水を飲めるようにデザインされています。
細かいデザインですが、風雨にさらされているので保存は大丈夫なんでしょうか?
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