僕の生きる道 放映から10年 one dayからも10年 [僕の生きる道 OneDay]
ドラマ「僕の生きる道」が放映されて10年が経過したました。
「僕の生きる道」の最終話が放映された2003年3月18日から月日は過ぎていき、その年の7月7日七夕の日に「SMAP×SMAP特別編 僕とあなたの生きる道 ~one day」 が放映されました。
今日でちょうど10年です。
このブログの中でもこの特番の事は何度も取り上げました。だけど、せっかく丸10年経ったのだからまた書いてみようと思います。放映を観た直後、何度も何度も観た後の気持ち、そして10年経てばまた違った感想もあると思います。
前にも報告しましたが、当時テレビ番組を録画する手段がビデオデッキしかなく、VHSテープに収めていましたが、ついにデッキ内で絡まってしまい、デッキを潰してもテープだけは救出しようと試みましたが、まさにその特番を再生すべき部分で絡まってしまったのでテープを救うことはできませんでした。
これも中村先生の意志なのかもしれません。
だけど、あれだけ繰り返し観たし、ブログにも残しているからはっきりと記憶に残っています。
さあ、ドンドン書いてみよう。
それで、まず思ったことがあります。
ドラマ「僕の生きる道」の放映から10年経ちました。ああ、随分と年月が経過したんだと感慨深く思っており、実際今年に入ってから丸10年ということを随分意識して書いてきました。
だけど・・・・
その特番を放映してくれたSMAP×SMAPという番組は放映開始してから何年経っているんだ?もう、すっかり長寿番組の仲間入りしているのではないかと。
「僕の生きる道」を観てから、草彅君や矢田亜希子さん、ほかの出演されている役者さんの作品を意識するようになりました。それまでSMAPというグループ、もしくはそのメンバーに対して思い入れもなく、また嫌悪感もありませんでした。そんな『SMAP』がタイトルに付けられた「SMAP×SMAP」という番組は比較的よく観る番組です。
仕事を終えて、ワイシャツを脱ぎつつテレビを付けると「SMAP×SMAP」が放映されている。直前にテレビを観ている者がフジテレビにチャンネルを合わせている事が多く、電源を入れると「SMAP×SMAP」というパターンが多い。
一部を除いて、予約してまで観ようとは思わないが、テレビをつけて「SMAP×SMAP」だったらチャンネルを変えることも少ない。
そういえば、後に「僕の生きる道」の主題歌になり、シングルカットされる『世界に一つだけの花」を耳にしたのも「SMAP×SMAP」の特別編だった。「僕の生きる道」が放映される前年、木村拓哉くんが同い年の人と対談する企画だったと思う。すごく耳に残り、「僕の生きる道」を知る前からカラオケで歌ったことがあった。
さて、そんな2003年7月7日。私は福岡へ出張へ行っていた。
普通ならゆっくりして帰るところを、必要な仕事を終えたらすぐに地下鉄に乗って搭乗手続きを行った。これで無事にリアルタイムで観ることが出来るとホットしていた。
ドラマ「僕の生きる道」は3月18日に最終話を放映し、公式HPは記憶違いでなければ翌4月中で閉鎖となった。あの公式HP、特にBBSはすごい良質な内容が多く、またそれを管理するスタッフさんの意気込みも感じられた。一応は検閲をしているようで、書き込んでもすぐには反映しないようだが、その更新頻度は早かった。私自身が「僕の生きる道」にのめり込んだのは7話から(正確には6話終わりから次回予告)。その頃、同じように思っていた人が多いのかBBSへの書き込み量がドンドン増えていく。前述の通り、書き込みの質が高く頑張って読もうとするが更新が進むたびにどこまで読んだかわからなくなり、すべて読むことを諦めた。
10年という年月をここでも感じるが、当時BBSを携帯電話で観る事は可能だったと思うが、私の携帯電話の能力では大変だった。自宅のPC環境が整っていないから、会社の仕事終わりに読んだり、家の近所のネットカフェを利用したこともありました。
そして、その良質だと感じたBBSはその後に本となりました。BBS閉鎖から僅か2ヶ月後に出版されます。
「もうひとつの僕の生きる道~BBSに寄せられた感動のメール集~」
その本を持って、あの『約束の大きな木』にも行きました。
出張から帰り、自宅で特番を観ます。始まりました。
矢田亜希子さんが、『約束の大きな木』のそばにいます。
BGMは「世界に一つだけの花」
ドラマでは寒い時期のシーンが多く、枝葉は寂しかったのですが、この特番では違いました。
夏の日差しを浴びて緑が濃く、「生」を感じました。
設定は中村先生の死後2年。
そしてみどり先生は・・・いや、矢田亜希子さんは質問を投げかけました。
「もし、あなたの命があと24時間しかなかったらどうしたいですか?」
ドラマの続編ではなく、ドラマを観た人たちへもしくはここで初めて「僕を生きる道」を知る人達へテーマを放り込んできました。
初めて見る人にも少し説明として、またドラマを観た人にも復習の意味を込めてドラマのシーンがいくつか放送される。
そのシーンについてナレーションしていくのが中村先生だった。
中村先生も、みどり先生(矢田亜希子さん)と同じように質問をぶつけてきた。
この特番は3つの構成に分かれており、
・秀雄の死後に母親・佳代子と再会する話
・秀雄の死後2年が経過し、教会で(3回忌)が執り行われるシーン
・矢田亜希子さんが出演者たちに先程の質問「もし、あなたの命があと24時間しかなかったらどうしたいですか?」をぶつけて回答をもらっていく
これらをすべてここに書くと日付が変わっちゃいそうなので、one day 関連のリンクを貼っておきます。
そこには矢田亜希子さんと出演者16人の『回答』があり、そして再会を果たした草彅君と矢田さんが同じテーマについて話をします。
あのドラマに出演していた役者さん達の中には引退した人もいれば、大河ドラマで主役を務める位に成長した女優さんもいます。
そして、とても苦しい思いをしたり、歯を食いしばり生きてきた人もいます。
私もこの10年で大切な人や友人達を亡くしています。仕事の面でも色々ありました。
それでも、みんな生きています。
中村先生が教えてくれたことを胸に最後まで生きています。
24時間は過ぎて、積もり積もって10年が経ちました。
また、新たな24時間が始まり、何が出来るのか?何をすべきなのか?
最初はびっくりしたドラマのサブタイトル。
『have a good die』
家族が余命宣告を受けて闘病している時にこれを知り、驚きました。
だけど、ドラマを観てこの意味がよくよく分かりました。
秀雄の死後、佳代子母さんは居眠りをして夢の中で秀雄と再会を果たします。
公園のベンチに座っている時に
横浜の臨港パークにある木。
ここにベンチが置かれて撮影しました。
港内遊覧船に二人は乗ります。(昼でしたけど)
お昼ご飯は『カンテラ』
ドラマで会話の中で登場した洋食屋さん。
この特番で実写化されました。思ったよりオシャレすぎ(笑)
ふたりで登った横浜マリンタワー。
但し、この写真は新しく、そしてマリンタワーの運営会社も変わっています。
これも10年という年月を感じます。
とても重いシーンです。
秀雄の病気について、佳代子が責任を感じているのです。
母の涙はキツイですね・・・。
そして、赤レンガ倉庫を歩く二人。
先程のマリンタワーでのやりとりもありましたが、それを横に追いやって、ふたりで仲睦まじく好きなものを挙げていきます。
そして、秀雄が最後に挙げた大好きなもの
「あとねぇ・・・母さん」
秀雄は佳代子のもとから去り、佳代子は夢から覚めます。
3回忌は結婚式が行われた教会でした。
その様子をステンドグラスの位置から眺める秀雄。
さて、年に一度、彦星と織姫が会える七夕の日。
これからも「SMAP×SMAP 僕とあなたの生きる道 ~one day」を思い出すことでしょう。
なので忘れないように書いておこう。
「もし、あなたの命があと24時間しかなかったら、どうしたいですか?」
『いつまで続けるのか自分でも分からないこのブログとあのブログ。それを閉鎖するための挨拶記事を考える。考えて、考えて時間が無くなって、取り敢えず感謝の言葉と挨拶だけ書いて、最後にブログ削除』
かなぁ。
他に慌てなければそれなりの人生を生きたんだと言えるはずだからね。
さあ、来年も晴れた星空で彦星と織姫が会えますように。
僕の生きる道の特番 SMAP×SMAP僕とあなたの生きる道~oneday ~に関する記事はここから
あ~、観られないのに、またこうやって刺激するう~(笑)。
次は川口のグリーンセンターに行く予定ですが、突然の猛暑日の連続。
夏休みは、無理かなぁ…
涼しくなってからか、思案中です。
by CYPRESS (2013-07-09 15:19)
CYPRESSさん、こんばんは
イヒヒ。
もう少し、煽っちゃおうかな。
川口グリーンセンター、いいですよ。温室もあるし(笑)
by maeboo. (2013-07-09 20:59)