ニッポン出張

出張です。
現在は復路です。
月末ギリギリの出張は珍しく、電話やメールの連絡は絶えません。
特急に乗り約3時間の移動。
腰が痛いです。


往路の風景。
指定席はほぼ満席とアナウンスがありましたが、ベッドタウンの立川や八王子から乗る人も多く、新宿では満席感は感じられません。
また、甲府で降りる人が多く、私の目的地までの行程を見渡すと満席感は感じにくいです。

でも、私と見知らぬ隣人は新宿から目的地までランデブーです。はい。

お隣さんもビジネスマンですが周囲は観光客らしき人も多かった。
御嶽山の災害もありましたが、山を目指す人も多く乗車していたようです。

気になったのが、匂い。

朝の電車なので、おにぎりや駅弁の匂いは慣れっこですが、今日は左前と後ろからあまーい匂いがずっと漂ってきました。

振り向いて、何を食べているか覗きこむ訳にもいかないが、チョコレートの甘さ。ただ、チョコレートだけではない。

左前の年配の母親と娘さんとおぼしき人。ちなみにお父さんは別の席にいたが、甲府で私の前が空くと移動してきて親子サンニン並んだ。
で、彼女らは乾きものやお煎餅、そしてポッキーを食べている。

だか、私の後ろは何を食べているのだろうか。

頭に浮かんだのが、子供の頃あったお菓子。
落花生みたいな形に作られたクッキー。そして溶けたチョコレート。今で言うならチョコレートフォンデュみたいにクッキーをチョコが入った容器に突っ込み、チョコ付けクッキーを頬張るお菓子。

ああ、伝わらないんだろうな。





そんな匂いに包まれた往路でした。