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聖地と聖人 [ライフ]

今年の全英オープンゴルフは視聴者にとって嬉しいスケジュールだった。

マスターズの場合、オーガスタとの時差の関係で早めに起きてテレビ視聴をする。

最終日の決着が着く時間はなくなく会社に向かう時間。

それに対し、全英オープンの場合は開催コースは毎年変わるけど概ね夜から深夜の中継。

最終日は日曜日から日付が変わった深夜。

でもプレーオフになると、早朝まで起きていることも。

2007年にハリントンとガルシアがプレーオフで決着をつけたことも。

翌日の仕事に差し支えるかも・・・睡眠不足必至ながらも観ていました。

しかし、今年は海の日も含めて3連休。日曜日から月曜日のテレビ観戦も仕事には影響ないぞ!

よし楽しむぞ。

松山選手も初日こそパットがパッとしなかったけど、二日目は復調して上位にいるし・・・

え?

天候大荒れで四日間開催の二日目を金曜、土曜で消化し、決勝ラウンドの三日目、四日目は日曜・月曜日で行うことになりました。

あああああ、仕事に差し支えるかも(笑)






2007年のハリントンとガルシアのプレーオフ

その後2009年にもプレーオフ決着となりました。

当時36歳のシンク選手と59歳のトム・ワトソン選手のプレーオフ。

新帝王と呼ばれたトムワトソン選手がバリバリだった頃は私はゴルフに興味がなかった。

だから私にとって、トムワトソンの記憶で一番残っているのが2009年の全英オープンです。

全英オープン5勝、全英シニアオープンで3勝と全英の申し子のようなアメリカ人。

私が知っている年を重ねたトムワトソンのプレーは、スポーツとスポーツを通しての人の繋がりは素晴らしいんだと教えてくれた。

年齢もキャリアも国も人種も関係なく、ゴルフを愛し、病気と戦い続けたキャディと寄り添い、何もかも受け止める度量を示すようなあの笑顔。

歴代優勝者が与えられた優先出場権が今年で終わるので、ニックファルドと共にワトソンは最後の出場となりました。(ワトソンの場合、2009年のプレーオフ進出があり延長)

前述の通り、天候大荒れの為に途中中断など試合進行が遅くなり、最終ホールに到着したのが午後10時。

多くのギャラリーがワトソンにスタンディングオベーションで迎えたそうです。

2009年の時もシンク選手には申し訳ありませんが、どうしてもワトソンを応援してしまう。

過去の栄冠に対してのスタンディングオベーションではなく、今のワトソンのプレー、人となりに対しての万雷の拍手。

58歳の誕生日を迎えらばかりのファルドが二日間で10オーバー。(でも初日が11オーバーで二日目は1アンダーなんですよ)

65歳のワトソンが二日間で12オーバー。

このスコアって・・・

私がどうやってもたたき出せるスコアじゃない。

ゴルフの聖地、セントアンドルーズ・オールドコースでもしプレイをしたら、二日間で144オーバーで許してくれるだろうか・・・。

本当にお疲れ様でした。

でも、他の大会でのプレーを期待していますよ。


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