記憶の参照 [ライフ]
訪れた中山法華経寺
前回訪問した時には立ち寄らなかった場所へ。
聖教殿。
大学受験、共通一次試験の時に選択したのは日本史。
日蓮直筆の「立正安国論」「観心本尊抄」が収められています。
国宝です。
もちろん、日蓮上人の時代のものではなく、関東大震災を受けて貴重な文化財を守るため、防火性もある保管蔵です。
去年の暮れに寂光院に行きました。
寂光院の本堂も放火によって全焼し、大変な被害となりましたが、焦げてしまったご本尊や無事だった胎内仏はその後建てられた防火性のある宝物庫に収蔵されていましたよね。
さて、ぱっとこの聖教殿を見た瞬間、頭の中にイメージがすっと湧いてきた。
観たことがある、と。
ご存知の通り、当初はカメラの被写体として、さらには付随する庭園を見るために、いやいや単にぼーっとするために、京都だけでなく多くの場所の寺社仏閣を巡っております。
狛犬だったり、獅子だったり、聖獣だったりも。
そう、この聖教殿のデザイン、設計をされた伊東忠太さんの作品はこれまでも、つい最近もあちこちで見ているのです。
直近では京都、東山の銅閣寺。(祇園閣)
築地本願寺。
復興記念館。
西本願寺 伝導院。
平安神宮。
他にもありますが、随分といろんな場所で見かけており、見た瞬間すっと思い浮かびました。
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