そうだ京都、青もみじを見に行こう(31)遅延 [紀行]
さて、ゴールデンウイークの京都訪問紀行を書いている内に1ヶ月以上が経過した。
このシリーズもそろそろ最終局面を迎えている。
時間は17時40分。
もう、お寺さんめぐりをしても開門しているところは殆ど無い。
ゴールデンウイーク期間中、ライトアップをしているところだけのはず。
今回の旅の終わりは高台寺さんと決めて、ライトアップ、プロジェクションマッピングを見よう、そして撮影しようと明るいレンズを持ってきた。
方丈前には沢山のお客さんがそれを目的として訪れており、陣地を確保している。
私が来たときにはかろうじて最前に隙間があったのが、今では少し離れた後方に並び始めている。
その間隔は人が拝観順路として通るための空間。
雨は相変わらず降っており、各々イベントが始まるまでの時間を過ごしている。
私は旅の合間で気づいたことや、ブログに載せるネタを忘れぬうちにスマホのメモ機能に打ち込んでいる。
そんな時に隣のグループの会話がどうしても耳に飛び込んでくる。
スマホが鳴って、それを受けた男性が今居る場所を説明している。
それがなかなか通じないようで、彼が迎えに行くことに。
しばらくすると新たな一人を連れて帰って来た。
もともとそこで待っていた人達とも挨拶。
どうやら、ここで待ち合わせをしていたようで、東西離れた場所からGWに集まった模様。
ただ、年齢は微妙に離れているし、会話も丁寧な言葉づかいなので、友人や同級生ではなく、親戚なのかもしれない。
もうこれ以上は耳に入らないようにしよう。
と思ったけど気になる。
横の連中、最前列をキープしながら彼の入る隙間がなく、彼だけ後ろにいる。でも前述のようにそこはここでとどまらず順路にそって進む人が通るので邪魔になる。
私は少し横にずれて、彼の入れる隙間を作ってあげる。
それに彼ではなく、グループ内の一番お姉さん的な人が気づきお礼を言って、どうにか彼のスペースを確保する。
帰りの新幹線の時間を確認しようと、スマホでエクスプレスカードのサイトにログインする。
すると・・・・・
今まで見たことのない画面が。
新幹線に30分以上の遅れが出ている場合に表示されるらしい。
え!?
調べると、西日本エリアで風が非常に強く、中国地方で徐行制限が出ているらしい。
よって、ダイヤがボロボロ。
さて、気になりだした。
ライトアップイベントを見て、京都駅に着くのは何時くらいか?
その時に予約した新幹線はどれくらい遅れるのか?
で、そもそもライトアップイベントって何時からだ?
日の入りからか・・・
京都の日の入りって、東京よりも遅いはずだ!
調べると・・・18時45分。
あと、50分かぁ・・・
撤収。
実は翌朝、絶対に家に居る必要があり、遅くても絶対に帰らなくてはならない。
ここまで十分に楽しんだし、とにかく早めに京都駅に入ろう。
書院から外に出て、小堀遠州作と言われる庭を見て
名残惜しい気持ちで方丈前の庭をもう一度見る。
実はこの時点でプロジェクションマッピングの画像は映し出されているのです。
ただ、明るくてそれが見えないだけ。
さあ、帰ろうか。
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