そうだ京都、青もみじを見に行こう(34)いつもの! [紀行]
京都駅に到着。
この写真のプロパティを見てみると、18時34分。
高台寺の特別拝観、ライトアップとプロジェクションマッピングを諦めて、わらび餅のお店が閉店となりながらもお土産2個を提供してもらった。
閉店時間は18時過ぎ。
そこから歩いて、バス停まで行き、バスに乗って18時34分に京都駅にいるのだから、どれだけ道が空いていたのか改めてわかる。
そして、まだこの明るさ。ライトアップもプロジェクションマッピングも、まだ始まっていないだろうな。
さて、心配な新幹線。
八条口の方へ廻って新幹線改札へ。
やっぱり、遅延・ダイヤ乱れの様子で電光掲示板もぱっと見た目ではどうなっているか分からない。
駅員もいつもよりは目につくところに居る。
説明を終えた一人に話を聞くと、遅れは出ているけど停まる事は無さそう。
そして、博多発が大きく遅れており、新大阪発は遅れが少ない。
なるほど。
スマホで予約変更をして新大阪発の新幹線、今から1時間後を予約。
おそらく1時間5~10分後には乗れるだろう。
なぜ、その時間?
ええ、もう我慢ならん。
腹減った。喉が渇いた。
いつもの店。
混んでいなければ、出来ればカウンターが空いていれば・・・。
と、入ると目の前のカウンターが空いているのが見えた。
「カウンターで宜しいですか?」
ええ、もちろん。
続いて、一人で入ってきた同年代の男性が続いた。
店員がそばに居なかったけど、私の横が空いていたのでそこに陣取り始めた。
店員が寄ってきて、とくに移動を求める事も無く、その男性にいらっしゃいませと言っている。
私とその男性にメニューを渡す。
私はメニューを開かずに、
・八条ビールの中
・フライドポテトのハーフサイズ、黒七味で
・湯葉と豆腐のサラダ
を注文する。
隣の男性はメニューを見ずに頼む私を横目で見て、目をぱちくりしながらメニューを開け始める。
取りあえず、生ビール・・・大で。
あつまみはまた、頼みますとのこと。
さあ、今日もこの一日乗車券は額面以上の働きをしてくれました。
そして、ポテトも来た。
これが美味しいの。
学生時代はファストフード店でアルバイトをして、6年8ヶ月のバイト時代にポテトをトラック何杯分揚げただろう(笑)
そんな私も、かつてバイトをしていたチェーン店に愛想を尽かし、他のお店を含めてフライドポテトを食べる機会がめっきり減った。
だけど、京都に一人旅に来て、この店に来ると必ずこれを頼む。
まあ、普通の冷凍ポテトなんだろうけど、細身でパリッと揚げてある。
そして、丁寧に油を切ったんだろうな。
忙しいとフライヤーの上にバスケットを掛けたままで油をきる手段をとる店も多いだろうけど、それをやるとパリパリ感が減るんだよね。
提供されるバスケットに紙が敷いてあるけど、これが油を適度に吸ってくれるのかな。
時間をかけて食べてもべたっとしない。
そして、黒七味がいい。
そんなビールとポテトを満足げに口に運ぶ私を見て、ポテトを頼んだ。やっぱり、黒七味で。
サイズはどうしますか?と店員。
普通で。
あ、ハーフにしないんだ。
さらに、おススメを店員に聞く。
店員は九条ネギのピザが人気ですと答える。
じゃあ、それで。
生ビール大・フライドポテト(フルサイズ)・九条ネギのピザ(丸いの一枚)を頼んだ横の男性。
サラダも来ました。
あ、奥にあるビールがジョッキでなく、グラスになっています。
はい、八条ビール(中)の次は香るエール(グラス)です。
少しずつ色んなものを飲んだり、食べたりしたいからね。
メニューを見ずに頼んだ湯葉と豆腐のサラダ。
正式には生湯葉と京豆腐のサラダ 京漬物ドレッシング。
うーん、うまいね。
お腹減っているけど、サラダを摂ればカロリー高すぎのメニューに走らずにすむし、豆腐や湯葉のおかげで結構腹に溜まる。
もう少し食べたいな。
これまで食べたことのない物を・・・
また揚げ物だけど、京風串揚げ盛り合わせ ~オリジナルすぐきタルタルソースを添えて~を注文。
お店の入り口に近いところのカウンター。
人の動きが良く見える。
テーブル席でなく、このカウンターが好きなのは注文がしやすい。
テーブル席だと店員が近づくのを待つか呼ぶかだけど、カウンターの中には原則人がいます。
カウンターの中はビアサーバーなどドリンクを作る(注ぐ)場所であり、人がいる。
だから、注文がすぐに出来る。
帰りの新幹線の時間を頭に入れて、これまでの経験でおつまみがどれくらいで出てくるかも分かってきた。(おつまには、遅くは無いけど早いわけでもない)
至福の時間を過ごしていると、ドリンクエリアに居た女性が代わった。
アルバイトのシフトの切れ目かもしれない。
その女性に注文する。
これまた最近の定番で、茶葉香る京都ハイボール。
注文を繰り返しながら店員さんが動き出す。
冷蔵庫を開けたり、グラスを用意したりと、
その動きが良い。サービス業でアルバイトをしていたので、両手が別々な事に動いている様は見ていて嬉しくなった。
逆にスーパーのレジでどんな商品でも両手でバーコードをスキャンし続けるのを見ると、代わりたくなる。片手でバーコードを読み取った商品を会計済みのカゴに移しながら、もう一方の手で次の商品を取ってくれば早いだろう・・・と言いたくなる。
まあ、これは慣れなんだろうけどね。
だけど、この女性、流れるような作業は一種の芸術にも思える。
次の注文が入った瞬間に予定していた行動に更に有効な手段は何かと一瞬のうちに考えて体を動かしているだろう。
私の京都ハイボールを作りながら、手元には別のドリンク用の材料を少しずつ揃えており、私にハイボールを丁寧に提供したら、またスイッチが入ったかのように先ほどのドリンクの仕上げに入った。
で、隣の男性、大ジョッキが汗をかきはじめた。
フライドポテトはまだたっぷり。
そして、ピザが丸いの一枚来るって思っていなかったんだろうな。
多分、これ以上注文は出来ないかな。
さあ、人の事より自分の帰り便。
そろそろ改札に行くか。
遅れは出ているだろうけど、食べ終えたし。
御馳走様でした。
数分の遅れで出発できそう。
しかし、私はニッポンのシンカンセンに驚くこととなる。
西日本の強風でダイヤ乱れが発生してから随分と時間が経っていると思う。
そして、私が乗り込んだのぞみは発車間際にアナウンスがあり、お詫びをしながらこの後隣のホームに入線するのぞみの方が先に発車すると言う。
なるほど!
博多発や岡山発、新大阪発と始発駅はさまざまあり、時間の遅れもマチマチ。
本来は私が乗っているのぞみよりも前(もっともっと前)に走っているべき新幹線なので、ここで追い越させるんだ。
その後も名古屋駅でも1編成に抜かされました。のぞみに乗って抜かされるのはあまり経験がなかった。
だけど、数分単位でのぞみ・ひかり・こだまが走っている東海道新幹線でこのダイヤ乱れに対するアクションは凄いなぁ、と感心しました。
さあ、5月4日の日帰り京都カメラ散策は終了です。
今度はどこに行こうかな。
で、ほぼ同時に来ました。
中身は豆腐・湯葉・高野豆腐・生麩です。
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