ねえ、まるで雪みたいだね(1) [秒速5センチメートルロケ地]
金曜日は都心からちょっと離れた郊外のお得意様と忘年会。
会社から早く出る必要があり、デスクワークが殆ど出来ませんでした。
土曜日、ちょっと会社に出て、午後からまた小田急線乗車(またかよ・・・笑)。
参宮橋を通り過ぎ、目指すは豪徳寺駅。
新宿から代々木八幡駅位までは懐かしいなぁって雰囲気でしたが、代々木上原より先になると懐かしいという感情より、なんだなんだ!?という感情ばかり。
豪徳寺駅というと、思い出すのは眼下に見える世田谷線(元々の会社玉川電気鉄道からの愛称、玉電)であり、その懐かしい緑色の車体は目をつぶれば浮かんでくる。
しかし、その車両もすべて引退し、今は近代的な車両となっているらしい。
今年、玉電は100周年を迎えています。
今は駅も新しくなり、防音壁で囲まれて、世田谷線も見えないかもしれません。
豪徳寺駅を降りて、あたりを散策しようと思うが、思わぬアクシデント。
まずは映画で登場した改札口のカットは撮影が困難。
お客さんも多いけど、何より改札の真ん前で日本郵政が年賀はがきを街頭販売していた!
そして、もう一つ。
何か、事故か事件があったらしく気がついただけでパトカー2台、他の警察車両1台。警官6名以上が駅周辺で何か仕事をしていた。
だからデジカメ取り出して撮影するのが、ちょっとねぇ・・・。
映画でも登場したカット・・・のアングルを上の向けたバージョン。
左側には映画でもはっきりと分かるコンビニがあります。
今日は、商店街のスピーカーから感傷に浸る隙間などまったく与えてくれないような大きなガナリ声。
人通りも多くて、今日はこれが精一杯。
こりゃ、駄目だね。
せっかく来たけど、今日は帰ろう。
駅のホームに上がって、電車を待つ。
この駅に停車するのは各駅停車のみ。
ホームの一番新宿寄りに立って、新宿方面を眺めます。
左の奥の方に新宿の高層ビルが垣間見えます。
なぜ参宮橋や代々木八幡付近に住む貴樹が豪徳寺駅のそばの中学校に・・・。
ああ、そうだった。貴樹と明里は二人とも中学校を受験し、二人そろって合格したんですよね。
ということは私立中学なので、数駅離れてたところに通っているんですね。明里は栃木の公立高校に通うこととなるのですが。
帰ります。少しずつ日が傾き始めています。
貴樹が明里のもとへ出発するのはもうちょっと遅い時間です。
電車がやってきましたが、急行電車なので通り過ぎていきます。
おいらが知っている頃の豪徳寺駅は各方面線路は一つしかなかったから、こんなアングルはなかったと思います。
さて、4分遅れで混雑した各駅停車が入線。
その各駅停車で新宿まで行かず、途中下車。豪徳寺駅周辺で何もできなかったため、時間が少しある。
代々木八幡駅で下車して、時刻表を見て次の電車の時間をチェックして、軽く捻った足首を励ましながらあの場所へ。
貴樹と明里が左側の階段から降りてきそう。
貴樹が薦める本を明里は一晩で40億年分を読んだことを告げる。
小学校3年生の時に転向してきた貴樹。その一年後、明里が転校してきた。
体が小さく、病気がちだった二人はグランドより図書館が好きで、ごく自然に仲良くなった。
クラスメイトからからかわれたけど、お互いがいればそれは怖くはなかった・・・。
この頃は二人とも、ずっと一緒にいられると思っていた。
さあ、各駅停車がやって来る。
戻ろうか。
研修帰りにレンタル屋さんで「秒速5センチメートル」を見つけましたが、年末の休みに観るか、次の三連休にするか、悩んでいるところです。出来ればゆっくり鑑賞したいので。と言うことで、記事はまた斜め読みです。
by saki (2007-12-17 09:46)
sakiさん、こんばんは
時間があったらぜひ観てくださいね。
私の家のそばのレンタル屋さんでも、新海さんコーナーが出来ていました。
by maeboo. (2007-12-17 22:30)