歴史って

今は刻一刻と過去となり、今は未来へと続く。

「歴史」は今を生きている限り、切り離して考えられないことだとおもう。

昨日、オフィスで仕事終わりにネットニュースを見たら、沖縄戦に関する意識調査のようなことが載っていた。

沖縄の大学生に「慰霊の日」の由来を聞いてみたそうです。

約３割の方が知らないとのこと。

多分、この調査を都内の大学生に確認したらもっと低い認知度になるのでしょうね。

 

もっとも、６月２３日を慰霊の日としていますが、当事者の方々にとっては肉親を失った日がもっとも忘れがたき日であり、６月２３日をもって沖縄で戦闘が無くなったかというとそんなこともない。

私は戦争を知らない世代であり、なんと沖縄にも行ったことがないのですから、色んな方々の書かれた本や、語られるお話を聞いて、少しずつ知識を増やし、そこで自分なりの「考え」を持てるようにしています。

一人の話を聞くより、二人。二人より三人の話を。
一冊の本だけでなく二冊。日本人の書いた本だけでなく、アメリカ側の本も・・・。

度々書きます。

よく、「戦争のことを話しますが、戦争が好きなのですか？」と色々な表現で聞かれます。
同僚や後輩、家族にね。

間違いなく言えるのは「戦争は嫌いです」

「戦争反対」というのは簡単ですけど、なぜそう思うのか、何があったのか。

歴史は今に続いているんです。
６０年以上経過しましたが、あの時戦争があった日本が今の日本とつながっているんです。
色々と考えて、反省して、いいことは伸ばしていって、あの当時の方々がうらやむような、安心するような今を作れたらいいのになと思います。

毎日、何かの日なんでしょうが、今日はそんなことを考えていました。