まだかな、まだかなぁ~ [時事]
我々の悪い癖なのかもしれません。
ブルートレインや食堂車・・・生活習慣の変化により見向きもしなかったのに、廃止が決まると「なんで?」とか寂しいとか言いだす。
そんな沢山の中の人たちの一人かもしれない私。
また、さびしい話題が。
「学習」と「科学」の休刊。
多くの方が思い出に残っているでしょうが、やはり印象的なのが「付録」
やっぱり科学の方が子供心にワクワクした。でも、学習も好きだった。
石膏を型に流して古銭を作る付録。
石工技術に皇朝十二銭という歴史が勉強できる。
お風呂の水張りブザー。
電気と浮力のお勉強。
楽しかったなぁ。
今、お風呂の水張りっていってもピンとこないですよね。
勝手にお風呂の水位を調整してくれるんだから。
私の子供の頃は一度湯船に水を張り、それからガスで沸かす。
その水張りも蛇口を最大限捻っても、そう簡単には貯まらないから、目を離しちゃうんだけど、これがうっかりすると溢れる、溢れる(笑)。モッタイナイ
それを浮力と通電でブザーを鳴らす。いやぁ、画期的だったね。でも、防水対策など無かったから、すぐに壊れたけど。
あの緑色(だったかな・・・ヤクルトとごちゃ混ぜ?)のおばちゃんが、フラフラしながら自転車で漕いでくるのが待ち遠しかったな。
科学と学習の休刊は新聞で読みました。
モノが溢れ,簡単に手に入れられる今の子供たちにとっては「あの」付録もあまり魅力がないのかもしれません。
私が子供の頃,自分の思い通りにできるメディアといえば親公認のこういった学習雑誌と,なけなしの小遣いで買った漫画くらい。
もう少し大きくなるとラジオ。ほかのメディアはなかった。
(あっても親の統制下だったしね。新聞はもう少し大きくなってからだったかな。遊ぶのに忙しかったから…)
今の子供はケータイあり,インターネットあり,その上意外とお金を持っているし,ものの値段が安くなった。
手を汚して何か作るよりも,買った方が安いご時世。
本当にこれでいいのかな。
私がこんな商売をしているのも科学を読んだ(正確には付録で遊んだ?)せいかもしれない(笑)
そうそう,夢の続きは見られませんでした。
でも,あの夢の余韻はまだ続いていて,時折その世界へ入り込んでいます。
by かず (2009-12-06 21:00)
かずさん、こんばんは
子供の頃は、制限のある環境(物・金銭)の中で最大限の満足を得るのに工夫を重ねましたからね。
ラジオは短波も入るのが家にありました。
個人専用のは、中1時代についていたイヤホンを差すと電源が入る細長い奴。あれで目覚めて、オシャレじゃないラジカセとなり、オシャレなテレコへ(笑)。
基本的には家より、外。なんでも遊び道具にしちゃいました。土管に建築資材、造成地、塀の上、沼・・・。今の子供達には危険だと近寄らせてくれないところばかり。
あの付録のおかげで導かれた人は沢山いるかもしれませんね。
夢は眠らなくても見れます。良い夢見てください。
by maeboo. (2009-12-06 21:30)