分速600メートル (4) [紀行]
サンシャイン60の展望室からの風景
これ、他の写真と同じように、窓から下を覗き込んで撮影をした・・・・・・・・・
のではなくて
こんなところに立って、撮影しました。
高所恐怖症だったのに、最近高いところばかり上がって、鍛えられたのか、それともファインダー越しだからなのか、あまり恐怖を感じることなく撮影することが出来ました。
さて、すっかり有名になった、「戦場」
家電戦争の激戦区です。
ヤマダさんのLABI日本総本店・・・・・・・・・もともと三越デパート
そして、ビックカメラ 池袋本店
アニメの声優さんのイベントがあるらしく、益々展望室は熱気に包まれ、果たしてそんな中カメラを持ってぶらぶらしていていいのか?何て余計な心配をして・・・というか、もう良いかな?って思い、エレベーターで降ります。
ところでこのサンシャインシリーズのタイトル、分速600メートル・・・って何?と思われている方も多いでしょう。
映画「秒速5センチメートル」の中に、サンシャインからの新宿方面の風景も描かれていたこともあり、当然それを意識しているのは勿論ですが、何の意味もなく使っている訳でもないんです。
そう、サンシャイン60のエレベーターの速度。
私が先日、訪れた横浜のランドマークタワーが出来るまでは一番早いエレベーターでした。
そう、とっても早いんです。
しかし・・・下りのエレベーターに乗りこんで、降りる際にはそのスピードがさらに加速するような事態が発生したのです!!
さあ、大変だ。
どう、対処すればいいんだ?
考えろ、考えろ・・・・
いや、黙っていよう。その方が、軽傷で済む。
有る親子の会話。
いや、実際に喋っているのは若いお母さんだけ。
そう、エレベーターの中で喋っているのはそのお母さんだけ。
「速い、速い、凄い速いよ。時速600キロだって、早いね~」
「時速600キロだよ。早いね」
「時速600キロ!」
一体、何回繰り返したのだろうか。
エレベーターの扉の右側、人の目線の高さよりやや高い場所にデジタル表示のスピード計がある。
あっさりと600に到達し、しばらく600のままだった。
恐らく、ほとんどの乗客の視線はデジタルの600と不変のm/minの文字を見つめ、殆どの乗客の耳が、リニアモーターカー並みのスピードを出すエレベーターと思い込み驚嘆するお母さんの声に向いていた。
まあ、よくあることだよね。たぶん。
下に降りて、隙間から見上げて撮影しましたが、変な写真に。
改めて
あ、お店の看板が入ってしまう。
通りの向こう側から
サンシャイン編、終了。
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