8月の思い出 [ライフ]
高校時代に200時間労働をしました。
それ以上はもう絶対ダメよっていう位働きました。
アルバイト先のメンバーの中でそんな偉業・・・いや馬鹿なことをしたのは3人も居たんです。
しかも、交通費が出ないから自転車で45分もかけて。
越境です。大きな川も渡りました。
朝は自転車を漕ぐのも清々しいのですが、一日働いて帰る自転車のペダルはとっても重かったです。
勿論、雨が降れば電車を利用しました。
だけど、バイト先に到着する時間が殆ど変わらないんです。
電車代でバイト代の一部が吹っ飛ぶことを考えたら、アホな高校生でしたから肉体疲労を選びましたね。
8月の31日のうち、労働したのが25日間。1日8時間労働(別に休憩1時間)で200時間達成。
アルバイトはもうこのブログではご存じの某ハンバーガーチェーンです。
エリアでも有数の高売上店舗でしたので、そりゃあ大変でした。
この200時間達成の当時は高校生でまだ偉くなっていない(笑)ので、肉体に鞭打つ方が圧倒的に多かったです。
肉を焼いたり、芋を揚げるより、肉や芋を運んでいる時間の方が多かったかもしれません。
さて、せっかくの夏休み、遊べばいいじゃないかと思うかもしれませんが、アルバイト先には同世代の仲間が多かったのです。(高校1年生~大学4年生、フリーター、主婦など)
男子より女子の方が多かったな。
だからバイトが終わってからファミレスに行ったり、ボーリングしたり(よく体力残っているな)、ドライブに行ったり。
会社の保養契約があって、豊島園などの遊園地にも行きました。
バイト先には私のクラスメイトも同じ店でバイトをしていました。正確には私が引き込んだのです。
そんな同級生の彼と、バイト先の2つ上の先輩女性、同い年の女性の4人で「ダブルデート」をしました。
ダブルデートと言っても、相手の女性二人には公認の彼氏がおり、しかもバイト先に居るんです(笑)
昔の事をよく覚えている私が、なぜそんな事態になったのか正直覚えていません・・・。
とにかく、上野の西郷さんの前で待ち合わせ。(みんな自宅は同じ方面で上野で待ち合わせ無くてもいいような・・)
上野・浅草・青山・浜松町へ行った。東京タワーは時間切れ。
そりゃあ、そうさ。だって、歩きだもん。
?????????
なぜ?
そんな高校生は9月になった瞬間、学校中心の生活に戻ります。
高校一年生の夏休みから働き始めたのですが、もともと季節要員での採用だったので、冬休みまでは毎週日曜日と祝祭日だけのアルバイト。平日まで自転車を45分・・・いや学校からだと1時間以上かかるな・・・放課後そんなことをするまでお給料をもらおうとは思っていませんでした。
当時、まだオヤジは生きておりました。でも、バイトを始めるようになってからは「お小遣い」はいらないと申告しました。
どうせ平日は高校に行くだけ。特に買いたいものがある訳でもない。
ひと月に4~5日アルバイトをすれば十分だったのです。
そんなわけで、8月の労働分が9月の・・・・何日だっけなぁ・・・に給料をもらいに店にいきます。
当時は現金支給。
200時間分のお給料から「所得税」という高校生には無縁そうなもんまで差っぴかれて頂くのです。
ただ、今の若い人には想像もつかないような低賃金なので、200時間働き、税金を引かれるとかろうじて大台に乗っている程度。
しかし、高校生には大金だよね。
取りあえず文化祭の準備で放課後残って作業していると、仲の良かった女の子4人組にたかられてスナックとジュースに化けていました。まあ、それでも1000円に行かない。
手伝ってもらう為に多少の出資には目をつぶりましたが、あいつらよく食い、喋って、手は動いていなかったな。
あの夏も暑かったけど、いっぱい汗かいて、楽しかったなぁ。
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