上り坂・下り坂 山あり谷あり茗荷谷(7) [紀行]
文京区役所が近づいてきました。
今回のカメラ散歩もあと少し。
しかし、いつも思うがあのてっぺんはどんな機能があるんだろうか・・・。
先ほどまで歩いてきた、善光寺坂。
商店街のアーケードを進んでいくと、主婦らしい方々に寄って行ってくださいと誘われる。
いや、誘われなくても立ち寄ろうと思っていたのだが、いったいどうなっているんだろう?
え?
人がいっぱい。
小石川マルシェ?
市が立っているぞ。
さて、市の人々をどうにか通り抜けて目的地へ。
ここはこんにゃく閻魔さん。源覚寺さんですね。
こんにゃくえんま像は木造の閻魔像。
閻魔様の右目が黄色に濁っている。
老婆の眼病を治してあげた結果だと言い伝えられている。
老婆は大好きな蒟蒻を断って、閻魔大王に供え続けた。
これが「こんにゃくえんま」の由来
今でも目にまつわるお願いをされる参拝客が多いそうです。
市は賑やかだけど、境内の奥でゆっくりしていました。
毘沙門天さん
塩地蔵尊。
治したいところに塩をつけるとご利益があるそうです。
他にもこのお寺さんには、知っておきたいことがあります。
汎太平洋の鐘
この鐘は1690年に鋳造され、この源覚寺に奉納されました。
1937年にはサイパンに行きました。南洋寺でその音を響かせていました。
その7年後、サイパンは玉砕。
時は過ぎ、1965年にテキサス州で発見され
1974年に戻ってきました。
菩薩像は南洋諸島群物故者慰霊像
お足もとには貝殻が供えてありました。
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