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2012年初撮り 三溪園 春草廬 [紀行]

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続いて訪れたのが、春草廬(しゅんそうろ)。

三畳目台の茶室。

織田信長の弟であり、千利休の弟子である織田有楽斎の作と言われています。

さあ、これで織田も豊臣も、徳川も出てきたぞ~。

 

 

 

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この茶室には、九つの窓があり、九窓亭とも呼ばれております。

この茶室が三溪園に移されたのは、先ほど見学させて頂いた内苑の奥の方にある月華殿と共に。

月華殿は家康が伏見城に建てた諸大名の控室。

月華殿はその後、三室戸寺金蔵院に移されましたが、この春草廬はその月華殿に繋がっていた茶室だったと言います。

今、内苑の奥にある月華殿には金毛窟という一畳台目の茶室が付属となっていますから、そのような位置づけだったのでしょうか。

 

 

 

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と、なると気になるのが、元々この茶室はどこで作られたのだろうか?

桃山時代の建築物と言われているが、月華殿は家康が1603年に伏見城に建て、その後、三室戸寺金蔵院に移した。

で、桃山時代の建築物が月華殿と一緒になる。

元々、春草廬は金蔵院にあったの? それともどこからか移築したのだろうか?

 

伽藍石は奈良にある東大寺の礎石だそうです。

写真は撮っていませんが、京都/嵯峨野の天龍寺さんの蹲踞(つくばい)もここにあります。

いやぁ、何でもありだな。


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