そうだ、京都へ行こう(4) 移動手段 [紀行]
さて、今回の夏の京都日帰り一人旅。
暑い京都でカメラぶらぶをしております。
前の記事で、カメラぶらぶらでは珍しいことが2つあると書きました。
一つはカメラを2台体制で臨んだということ。
まあ、これは大した事ではない。
実はもう一つが大きな出来事。
カメラ散歩という事だけでなく、今まで何度も訪れた京都観光でも初めての経験。
それは自転車による移動。
子供の頃、父方の田舎に帰る途中に寄った京都。
修学旅行の時の京都。
大学時代に仲間と行った京都。
そんな仲間たちと2年に一度は行きたいねと約束して行った京都。
そんな京都訪問で自転車のサドルに座り、ペダルを漕いだ記憶はない。
修学旅行は基本観光バスでの移動だった。
大学時代に飲みながら、「うまい鍋を食べたいね」「あ、いいとこ知っているよ」が京都であり、本当に言ってしまう行動力があった大学生時代。
ただ、行動力はあっても金はない。最初の京都訪問は往路高速夜行バス、復路は新幹線ひかり(当時はのぞみはないよ)の自由席という切符で行った。京都市内の観光は歩きとバス一日券が主体。ちょっとだけ鉄道を利用。
2回目の訪問はバスはやめて新幹線。
バスでは厳しい、大原地区にも行きたいのでレンタカーを利用。
3回目の訪問はマイカーを利用。
仕事を終えて、待ち合わせ場所に行く。夜間走って途中ののSAで仮眠をしながら京都入り。
自家用車で観光地を回りました。
さて、ほとんどが京都市内をバスか車で走ったわけですが、観光シーズンだと大渋滞。普段でも渋滞する京都。
結構京都市内で渋滞にハマる経験をしてきたんです。
そこで思い立ったのがレンタサイクル。
調べてみると沢山の業者さんが参入している。全国展開しているレンタカー屋も自転車を用意している店もあった。
京都へ行くと決めて、レンタサイクルに気づいてから随分と悩みました。
便利なのか?
最後に背中を押したのが、京都市自体が観光地の駐輪場の整備に積極的で、今年に入り駐輪場が大幅に増えています。
また、その市営駐輪場は一度駐輪をすれば他の市営駐輪場に停めるのもタダ。
京都市が力を入れるということは観光施設や寺社も自転車での観光を積極的に応援しており、協力しています。
さて、レンタサイクルを使ってみようと決めてから、次に悩んだのが自転車のタイプ。
お店によっても違うけど、「ママチャリ」「スポーツタイプ」「子供用」「電動アシストタイプ」「電動アシスト・ラージバッテリータイプ」などなどいろいろな自転車を採用している。
私は検索で引っかかったお店に予約をして自転車を借りました。
本願寺さんを出てから、向かったのが予約しておいたレンタサイクルショップ。
各種説明を聞き、料金関係の支払いをします。
私が借りたのは電動アシスト自転車でバッテリー容量が大きめのタイプ。
スポーツタイプの爽快感よりも、坂道を楽に走れる電動アシスト自転車でバッテリー容量の大きめの物。
ところで私・・・
初めて電動アシスト付き自転車に乗りました。
いやぁ、便利ですね。
3段変速ギアは私には少々物足りないギア比で、スピードに乗ると歯がゆくなる。
しかし、走り出しや坂道はほんとにびっくりしました。
京都駅よりまず向かったのが清水方面。
観光案内MAPと市内の駐輪場地図はレンタサイクルショップにもらったけど、東に走ればいつか着くだろうと地図は開かず。
適当に走りました。
鴨川のそばまでくると七条大橋の緩やかな上り坂。
ひと反対側車線の向こう側を見ると
松明殿稲荷神社さん。
そして鴨川の流れ。
自転車を漕いで「東入る」をしていくと京都国立博物館が見えて、その北側に豊国神社と方広寺が見える。
さらに三十三間堂と京都観光ではメジャーな訪問先。グループ活動をしているのか、複数の学生さんを見かけました。
東大路通を北上。
国道1号と東大路通とすれ違う交差点。
方向感覚に自信が無かったけど、大体の方向は読める。
その東山五条の交差点そばにある大谷本廟さんの建物。
さあ、ここまで来れば一安心。もうそろそろ清水寺さんだ。
坂道が続くけど電動アシストの動力を最大にして立ち漕ぎもせずに登りきり、市営駐車場内にある駐輪場へ停めます。
ここからは歩き。頑張ろう。
以降も自転車を使って京都を走りましたが、京都観光における自転車利用の評価は後で書こうと思います。
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