僕の生きる道 放映開始から10年 (7) [僕の生きる道]
ドラマ「僕の生きる道」
放映開始から丸10年経った。
「僕の生きる道」のロケ地は色んな場所に行きました。
聖地とも言える川口グリーンセンターをはじめ、横浜や学校、公園や病院などなど。
だけど主要ロケ地でなかなか行けなかった場所があった。
私は「僕の生きる道」の1話を観て、ちょっと辛くなって数話お休みをした。
6話から復帰して、最後に7話の予告を観る。
中村先生の故郷とみどり先生が綺麗だった。
そのロケ地が山梨。
行きたいけど、なかなか行けなかった。
外付けHDDに保存した画像の日付を見てみると、ドラマが放映された時期になるとロケ地に向かう傾向がある。
最終話放映の1年後には川口に居た。
最終話放映の2年後にはアパートにいた。
そして最終話放映の5年後、平日に休みを取り自家用車で山梨へ向かった。
韮崎駅周辺もロケ地の宝庫。
改札、サッカー少年の像、駅の高架下、通り道。
韮崎駅前の駐車場に停めていた自家用車を走らせて、王仁塚の桜へと向かう。
当時の私の車にはカーナビが付いていない。
携帯電話にはナビ機能があったので、それを使う。
けれど、王仁塚の桜でナビはしてくれないので事前に調べておいた王仁塚の住所らしきものを入力。
このあとが大変でした。
ナビの通りに走っていくと、とんでもない道を走らされた。
営業車によく乗っていた頃でもあったので運転技術にはソコソコ自信があった頃だけど全神経を集中して走らないと脱輪、転落しそうな場所も走った。
しかし、どう考えてもドラマでみどり先生が驚いていた風景が付近にあるとは考えにくかった。
さて、どうしよう・・・。
結論として、携帯電話のナビを切った。
昔はナビなど無かった。
方向感覚もソコソコあったので、自分のカンを信じよう・・・・
5分後、発見。
流石開けた場所の一本桜。
3月下旬の平日。
人は少ない。
王仁塚の桜の木の根元に立つ。
このアングルでも背景に見えるがニセ八ヶ岳が見える。
王仁塚の桜の写真を色んなサイトで見たが「八ヶ岳を背景に撮影しました」なんて説明書きがあった。
あれが八ヶ岳か・・・・と最初は勘違いしていました。
のんびりと周囲を見回していると、ワンちゃんを連れた年配の男性がやってくる。
桜の花が咲いた頃に来ればよかったのにと話しかけてくる。
確かにこの桜の木が満開になると綺麗だということは前述のとおりWEBで調べていたので知っていた。
だけど、ドラマに登場するこの大きな木は花も芽も葉っぱも無い。
だから自分では納得していたつもりだった。
すぐそばの武田八幡宮にも足を伸ばす。
そうだそうだ、ここで自転車のカゴにネギを突っ込みながらお母さんと鉢合わせするんだ。
ラムネは・・・
その後、大きく移動。
実家へ向かう農道やラムネを売っていた設定の商店まで行き、真原(さねはら)の桜並木へと向かう。
ここも少しだけ迷ったかな。
向かっていた方向は合っていたんだけど、途中で道が寸断されていて不安になってしまった。
どうにかついた到着。
勿論、桜は咲いていなかった。
みどり先生が持っていたカメラ(キヤノンのフィルムカメラ)を通りすがりの女性にお願いして記念撮影。
チーズではなく、「ニコニコ」
もしデジカメだったら、その場でピンボケに気がついたのにね。
こうして大好きなドラマのロケ地に放映5年後の訪れた。
王仁塚の桜の根元で声をかけてきた犬の散歩途中の男性の言葉。
気になって気になって気になって
あれだけ行きたかったのに5年もかかった山梨ロケ地。
訪れてすぐに再訪問。
犬の飼い主がオススメしてくれた満開の王仁塚の桜。
あの頃、手にしていたデジカメはSONYのコンデジ。
後で撮った画像を見てみると、自分で感じた満開の王仁塚の桜が写せていなかった。
自分の腕が悪いのだろう。それは分かっているけど、コンデジでも三脚は用意した。
だけど、この程度の写真が精一杯。
この桜によって、私はデジタル一眼レフを購入することの検討を始めて、結果GW直前には買っていた。
その時購入した一眼を持って翌年も山梨を訪れた。
残念ながらライトアップした頃には行けなかったけど。
ニコニコの掛け声で中村先生とみどり先生が記念撮影した山は私が形を覚えた摩利支天を従える甲斐駒ケ岳。
王仁塚の桜が満開を過ぎた頃、標高の差なのか?それとも品種の違いなのか真原の桜はまだ5、6分咲だった。
だけど前年の寂しい風景と比べてとっても賑やかだった。
この風景だったら、中村先生とみどり先生が実家から帰る足取りは軽くなっていたかもしれない・・・。ドラマが成立しなくなるかもね。
この日は最後に王仁塚の桜へ。
少しずつ日が暮れてきて、空の色が微妙に変わっていくのを眺めながら撮影。
あの時の一眼レフはエントリー機。
カメラは少し性能が良くなり、私も撮影回数は随分と増えて経験を積んだ。
特急あずさから見える山々も周りにあるので、山梨再訪したいな。
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