ストレス充満列車 [ライフ]
得意先からの帰りに乗った地下鉄。
車掌さんが静かながら、怒りに満ち満ちたアナウンスをしていた。
すごく丁寧に、すごくゆっくりと。そして、繰り返し繰り返し・・・。
駆け込み乗車の危険性と後ろ手に持った荷物が挟まれて危険だということ。定時運行ができないこと。
ゆっくり丁寧に喋るから発車から次の駅に到着するまで聞くこととなる。
言っていることは正論でしかないが、まともに乗っている乗客はだんだんしらけてきた。
そのアナウンスを聞きながら、駆け込み乗車をして来たドア付近にいる乗客二人が声なきバトルを展開しているのが見える。
駆け込み乗車をしてドア付近に立ち止まる者(仮にAとする)
その後に駆け込み乗車をして、Aをゆっくりと押し込み自分の場所を確保する者(仮にBとする)。
Aはドアにへばりつきたいらしく、Bと他の乗客のわずかな隙間に身体を押し込んでいく。
帰宅時間帯であるが、満員電車とは言えずその二人より内側には人一人立てるスペースはある。
何やっているんだか・・・。
目はそれに奪われていたが、後方にいる乗客が同僚の悪口を延々としゃべっている。
あれ、この感覚いつかあったなぁ。
そう、羽田空港からのリムジンバスに乗った時だ。
飲み屋で上司の悪口を言うことはあるけどね。
そして、「まあ、いいんだけど」と最後に付け足す。
なら・・・
うーん、この電車はストレスが溜まりそうだ。
途中下車。立ち飲みでハイボールと煮込み。650円で気分爽快(笑)
コメント 0