愛するアイス

コンビニでペットボトル入りのお茶を買おうとレジに向かうと、前のお客さんがカゴいっぱいのカップアイスを買っていた。

店員さんがカゴから出して、同じ味ごとに重ねていく。

その結果・・・

どうやら希望する配分ではなかったようで、慌てて追加で3個くらい持ってきた。

すごい

そのお高めカップアイスを２０数個、コンビニで買うってなかなか無いよね。

よく知らんけど、スーパーに行けば4個とか6個とか、パック物でお得感のある商品もあるんだろうけど。

 

で、子供の頃を思い出した。

 

 

おいらが子供の頃、高級アイスといえば、レディーボーデンだった。

今でも売っているようだけど、パッケージが全然違う。

レディ～　ボ～デン♪　というメロディは今でも歌える。

 

親父はその頃凝り性で、家族団らんの場面にいろいろお土産に買ってきてくれた。

その一つがレーディーボーデンのちょっと大きめのカップ。

最初は固めのアイスにも負けない、レディーボーデンとロゴの入った大型スプーンで掬っていたが、その後アイスクリームショップで使うような丸く掬えて、握るとすっと落とすことが出来る専用のディスペンサーまで調達してきた。

するとコーンまで買ってくるし、お洒落な喫茶店で使うようなガラス製のアイスクリーム用の器も買ってきた。

すごいぞ、アイスクリームが家族の絆を深めるなんて。

 

でも、今では一人分が小分けされたカップアイスが主流。

ああ、絆はどこへやら・・・（？）

 

さて、あの人は20数個のアイスをどうするんだろうか？

ホームパーティ？

それとも約一ヶ月の籠城生活？